MOMOLAND元メンバーのデイジー、前所属事務所との訴訟で“一部勝訴”…事務所側は控訴の方針

2021年10月11日 話題

K-POPガールズグループMOMOLANDの元メンバーのデイジーが、前所属事務所MLDエンターテインメント(以下、MLD)を相手取って起こした精算金支給訴訟で一部勝訴した。

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『エックススポーツ・ニュース』や『スポーツ京郷』など、複数の韓国メディアが報じている。

10月10日、ソウル中央地裁・民事84単独(キム・ホンド判事)はMLD側に7926万ウォン(日本円=約792万6000ウォン)の支払いを命じ、原告の一部勝訴判決を言い渡した。

デイジーは2016年放送のオーディション番組『MOMOLANDを探して』(Mnet)で一度は脱落したものの、MLDと専属契約を交わし、翌2017年3月にMOMOLANDに加入した。

デイジー

この過程で、MLDは番組制作費用のうち6600万ウォン(約660万円)をデイジーの精算時に控除した。これに対しデイジーが「不当利益」だとし、MLDを相手取って訴訟を起こした。

裁判所は「契約効力は特別な規定がない限り、契約が成立した日から発生する」とし、「契約書上、デビュー前の意味も専属契約を締結した日から始まる。芸能界の慣行とみる明確な証拠もない」とした。

このほか、MLDがデイジーに未払いの1300万ウォン(約130万円)も精算しなければならないという判決も下した。ただ、「契約違反やマネジメント義務不履行によって損害を被った」とし、デイジーが同時に要求した慰謝料1000万ウォン(約100万円)については棄却された。

なお、MLD側は今回の判決を不服とし、控訴する方針だという。

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