Netflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』が、韓国ドラマ初のプライムタイム・エミー賞の候補作品として言及されている。
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10月6日(現地時間)、米メディア『Variety』は現地のテレビ番組専門家の言葉を借りて「『イカゲーム』がプライムタイム・エミー賞にノミネートされる資格を持ち、Netflixはテレビの歴史を新たに書けるようになった」という見出しの記事を掲載した。
記事の中では、米テレビ芸術科学アカデミー関係者が「『イカゲーム』はアメリカの会社であるNetflixの指導の下、アメリカに配給する目的で制作されたから(プライムタイム・エミー賞の可能性あり)。全世界に公開され、国際的に制作されたともみられるため、インターナショナル・エミー賞部門にもノミネートできる。エミー賞の規定上、同時ノミネートは不可能なため、どれか1つを選ぶべきだ」説明している。
エミー賞はアメリカ最大の番組授賞式で、プライムタイム、デイタイム、スポーツ、インターナショナルなどの部門に分かれて授賞される。中でも現地のプライムタイムに放送された番組を対象とするプライムタイムは、エミー賞の重要部門だ。
先月開催された「第73回プライムタイム・エミー賞』では、Netflix作品『ザ・クラウン』が最優秀作品賞をはじめ40部門を席巻している。Netflix作品に対する認識も変わっているなか、『イカゲーム』の可能性にも期待が集まるところだ。
『イカゲーム』は、賞金456億ウォン(約45億円)がかかった謎のサバイバルゲームに参加した人々が、優勝を目指して命をかけた極限のゲームに挑む物語。
アメリカのNetflix「今日の総合TOP10」で1位を記録した初の韓国ドラマであり、83カ国のNetflixで「今日の総合TOP10」1位を記録しながら世界的にブームを巻き起こしている。
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