韓国の“トップ女優”が突然この世を去ってから13周忌…遺族の現在と「理由」に注目集まる

2021年10月04日 話題

韓国のテレビ番組『秘密のニュースルーム』(原題、IHQ)が、13周忌を迎えた故チェ・ジンシルを取り上げて話題になっている。

【注目】国民的女優チェ・ジンシル、その波乱万丈な人生とは

10月2日に放送された『秘密のニュースルーム』では、チェ・ジンシルの母親と息子チェ・ファンヒが故人の13周忌を迎えて追悼公園を訪れた様子が報じられた。

チェ・ジンシルの母親は、「私たちのジンシルをすごく好きだったファンが、管理をすべてしてくれている。丁寧にこうすることが難しいのに、とても感謝している。常に感謝の気持ちを持っている」と、ファンに感謝の気持ちを伝えた。

いつの間にか成人になり、ミュージシャンや演技者として活動しているチェ・ファンヒは「Z.flatとして活動中のチェ・ファンヒです。母の後に続いて演技するということは、大きなプレッシャーだが、それでも私が出演すると決めた作品の主旨が良いので、出演することになりました。優しく見てくれればありがたい」とし、ウェブドラマ『デリバリー』(原題)でアクション演技に初挑戦した感想を明らかにした。

(画像=『秘密のニュースルーム』)チェ・ジンシルの遺族たち

芸能活動をしている息子チェ・ファンヒはもちろん、19歳になった娘チェ・ジュンヒの近況にも関心が集まった。

番組のパネラーは、「チェ・ジュンヒは今年19歳、高校3年生になった。11周忌のとき、母親に向けて書いた文章が話題になった」とし、「次の人生は私の娘として生まれてほしい。恋しかった分、愛してあげる」と書いたチェ・ジュンヒの文章について言及した。

国民的女優との突然の別れ

チェ・ジンシルは20歳だった1988年にデビュー。1992年に出演したドラマ『ジェラシー』で大ブレイクを果たすと、以降も『恋の香り』『アスファルトの男』『星に願いを』など数多くの作品に出演し、国民的女優となった。

(画像=『秘密のニュースルーム』)チェ・ジンシル

また明るくポジティブなイメージで広告業界でも引っ張りだことなり、20数年間で140余りの広告に出演し、トップスターとなった。2000年に当時、読売ジャイアンツの投手だったチョ・ソンミンと結婚。子供も生まれて幸せを築いたかに思えたが、2004年に離婚した。

チェ・ジンシルは女手ひとつで2人の子供を育てながらも、『バラ色の人生』で復帰し、2008年には『ラスト・スキャンダル』で完全復活を果たしたかのように見えた。しかし2008年10月2日、突然人生にピリオドを打って、大衆に衝撃を与えた。その後、元夫であったチョ・ソンミンも2013年1月にこの世を去り、さらなる悲劇となった。

番組のパネラーは、「警察が故人のメモを公開した。“私はいじめ、孤独で、まったく息ができない”と書かれていた。知人と交わした最後の電話では、“私の名前はチェ・ジンシル(真実)なのに、人々は私をチェ・カシク(虚飾)と呼ぶ”と話していたという」と述べた。

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