俳優イ・ビョンホンが、第15回アジア・フィルム・アワード(以下、AFA)の特別賞「エクセレンス・イン・アジアン・シネマ・アワード」(Excellence in Asian Cinema Award)に選ばれた。
同賞は、アジア映画と文化全般にわたって優れた成功を収めたアジアの映画人に与えられる賞。今年はイ・ビョンホンが韓国俳優初の受賞者に選定され、注目を集めている。
9月30日、イ・ヨングァン釜山国際映画祭理事長はイ・ビョンホンについて「韓国とアジアを越えて世界を舞台に活躍している、映画人と観客の愛情を一身に受ける俳優だ。大胆で画期的な変身を図るプロフェッショナルさを備えており、出演するだけでも映画の品格を上げられる数少ない役者」と絶賛。
続いて「イ・ビョンホンにエクセレンス・イン・アジアン・シネマ・アワードを授けることになってとても嬉しく思う」とメッセージを伝えた。
1991年デビューしたイ・ビョンホンは、振れ幅の広い演技力で唯一無二の存在感を放ちながら世界を魅了している。彼の作品に対する鋭い眼力と分析力は、キャラクターをより立体的に作り上げ、強い生命力を吹き込む。
イ・ビョンホンは2015年と2020年にそれぞれ映画『インサイダーズ/内部者たち』と『KCIA 南山の部長たち』でアジア・フィルム・アワード主演男優賞を2回受賞している。
AFAの授賞式は昨年に引き続き、釜山国際映画祭の協力のもとで開催される。セレモニーは10月8日、ゲストを実際に釜山に招待しつつ、オンラインでも参加できるハイブリッド形式で開催される。
(記事提供=OSEN)
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