『サイコだけど大丈夫』で注目を浴びながら、スキャンダルで事実上の活動停止に追い込まれた女優ソ・イェジに、復帰に関する報道が出た。
9月7日、韓国メディア『文化日報』によると、ソ・イェジは来年上半期に韓国tvNで放送される新ドラマ『イブのスキャンダル』（原題）への出演を提案され、検討中だという。
同メディアはtvN関係者の話として、「ソ・イェジに台本を渡し、意見を調整しながら最終的な返事を待っている状況」と伝えた。
ソ・イェジが出演を検討している新ドラマ『イブのスキャンダル』は、韓国を揺るがした財閥の2兆ウォン（約2000億円）離婚訴訟の内幕を扱った作品。ソ・イェジが提案された役は、天才の父と美しい母の間に産まれて魅力的だが、不幸な家庭史を経験しており、“危険な花”といった人物だという。2兆ウォン離婚訴訟の中心に立つ人物だ。
先立ってソ・イェジは2020年、ドラマ『サイコだけど大丈夫』を通じてスターダムに上がった。しかし今年4月、以前の恋人だった『愛の不時着』出演俳優キム・ジョンヒョンを“操縦”したとの疑惑を受けた。
キム・ジョンヒョンがドラマ『時間』に出演当時、相手役だった少女時代ソヒョンとのスキンシップを拒み、最終的にドラマを降板したのもソ・イェジの指示だったとの疑惑だ。それについてソ・イェジは事実無根と疑惑を否定したが、その余波で学生時代の暴力疑惑やスタッフへのパワハラ疑惑などが次々と浮上。以降、公式の場に姿を現していない。
次回作として出演が決まっていたOCNのドラマ『アイルランド』からも降板している。唯一の近況は去る6月、ファンカフェに「信じてくれる人がいるというのは気持ちの良いこと」との内容が含まれた画像を掲載したことくらいだ。
はたしてソ・イェジが新ドラマ『イブのスキャンダル』で復帰するのか、注目が集まっている。
◇ソ・イェジ プロフィール
1990年4月6日生まれ。2013年のドラマ『ジャガイモ星』でデビューし、魅力的なマスクと演技力で存在感を示した。『夜警日誌』（2014年）、『ラスト・ゲーム～最後に笑うのは誰だ?!』『パパはスーパースター!?』（2015年）、『ファンタスティック・クラブ』『君を守りたい～SAVE ME～』（2017年）などに出演。2020年のドラマ『サイコだけど大丈夫』で、強烈な絵本作家コン・ムニョンを演じながら本格的な人気を得た。
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