突然の「デキ婚」発表で再び危機のiKON、“リーダーの麻薬脱退”を乗り越えたファンも失望か

2021年08月23日 話題

飛躍の足場を用意していたK-POPボーイズグループiKON(アイコン)が、メンバーBOBBY(バビー)の“デキ婚”で再び危機を迎えた。

【全文】BOBBYが“デキ婚”発表…ファンは悲鳴

iKONのメンバーBOBBYが結婚と2世誕生のニュースを突如発表し、連日話題を集めている。去る8月20日、BOBBYは所属事務所YGエンターテインメントを通じて直筆の手紙を公開し、結婚を発表した。

彼は「僕は愛する人と結婚を約束した。そして9月に父になる」とし、「新しい家族ができることは嬉しいが、突然の知らせに困惑するファンの方々に申し訳ない気持ちでいっぱい」と、慎重な心情を表わした。

BOBBY

リーダー脱退から好転の兆しあったが…

iKONは2015年のデジタルシングル『MY TYPE』で、デビューと同時に主要音楽チャート1位を達成。以降、ヒット曲『LOVE SCENARIO』で年末の授賞式を席巻するほどの人気を獲得した。

勢いに乗っていたiKONだが、2019年6月、リーダーであるB.Iが大麻購入・喫煙の疑惑でグループを脱退し、危機を迎えた。B.Iは現在、麻薬類管理に関する法律違反の容疑で9月に初公判を控えている。

その騒動でiKONは、JAY(ジェイ)、SONG(ソン)、JU-NE(ジュネ)、DK(ディーケイ)、CHAN(チャン)、BOBBYの6人組としてグループを再整備した。リーダーであり、メインプロデューサーまで兼ねていたB.Iの脱退は大きかったが、それでも残されたメンバーは3枚目のミニアルバム『i DECIDE』、デジタルシングル『Why Why Why』などを通じて成熟した音楽能力と感性を見せたりした。

また、6月に放映終了したMnetのサバイバル番組『Kingdom: Legendary War』は、iKONにとってグループのターニングポイントとなる重要な機会だった。新しいファンを迎え、グループのイメージを一新させるうえで、『Kingdom』は有用だった。ある程度の成果も収めた。特に最後のコンテストで、新曲『At ease』のパフォーマンスを披露して熱い反応を得た。

その後のiKONは、YGエンタのアーティストとしてTREASUREに続いて2番目に、グローバルファンコミュニティプラットフォーム「Weverse」に合流。世界的な波及力を活用して影響力の拡大にも積極的に乗り出した。

(写真提供=YGエンターテインメント)iKON

“麻薬脱退”に耐えたファンも失望か

しかし新たなスタートを控え、BOBBYの突然のデキ婚発表でファンは再び衝撃に包まれた。

BOBBYは2015年にiKONのメインラッパーとしてデビューし、活発に活動してきた。去る1月には2枚目のソロフルアルバム『LUCKY MAN』を発表したが、グループのカムバックと『Kingdom』に集中してたいと活動を中断し、多くの拍手を受けた。

だが今回のデキ婚発表は、ファンに小さくない衝撃をもたらした。新婦の出産を1カ月前に控えた状況で、ようやく発表された2世誕生のニュースは衝撃を与えた。ファンの間では、めでたいことなので祝うべきという意見と、アイドルとして責任感がないという批判が混在しているのが現状だ。

たしかに生命の誕生は祝福を受けるべきことだが、だからといって手放しで祝うわけにはいかない状況でもある。B.Iの麻薬問題に耐えたファンは、出産1カ月前に通知するように発表したBOBBYの結婚と妊娠に大きく失望した様子だ。

BOBBY本人が「iKONの活動を待ってくれるファンの方々とメンバーたちに迷惑をかけないよう、最善を尽くして努力する」と明らかにしただけに、結婚後も彼はiKONメンバーとして活動するように見える。

今回のBOBBYのサプライズ発表は、今後の活動にどんな影響をもたらすだろうか。また、『Kingdom』で健在を誇示して活発な活動を予告したiKONは、再び危機を乗り越えることができるのだろうか。注目が集まっている。

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