元FTISLANDのチェ・ジョンフンが、警察に対して賄賂の提案をした事実を認めた。
4月4日、ソウル地方警察庁によると、チェ・ジョンフンが去る2016年2月の飲酒運転摘発当時、現場の警察官に「金を渡すから見てほしい」と賄賂を提案した事実を認めた。
これに先だって、チェ・ジョンフンはソウル龍山(ヨンサン)区で飲酒運転により摘発され、取り締まりを行った警察官に対して駆け引きをするかのように買収を持ちかけた。摘発当時、チェ・ジョンフンは車を乗り捨てて取り締まりから逃走し、その後捕まったという。
血中アルコール濃度は0.097%で、これは免許停止及び罰金250万ウォン(約25万円)に値する数値であった。
ところが、その後チェ・ジョンフンに対して賄賂供与意思表示の容疑が適用されなかっただけでなく、飲酒運転そのものも世間に報道されなかった。
この事実は、元BIGBANGのV.Iが巻き起こした一連のスキャンダルを操作する過程で明らかになった。V.Iと歌手チョン・ジュニョンに浮上した不法映像撮影及び流出の容疑を調査中、チョン・ジュニョンのカカオトーク内容を確認したことで発覚したという。
チェ・ジョンフンは2016年3月、グループトークを通じて「クロムハーツ(手錠)がすごく痛かった。かけられたことのない人たちには分からない」「(手錠を)かけられる前に1000万ウォン(約100万円)あげると言った」と発言。手錠をブランドのブレスレットに比喩し、警察官に賄賂を提案した事実を語るなど、その内容は衝撃的なものだった。
取り締まりを行った警官に対して200万ウォン(約20万円)、500万ウォン(約50万円)と次第に高額な賄賂を提案したチェ・ジョンフンはこれをすべて拒否され、最終的に1000万ウォン(約100万円)という金額を提示したという。そのため、警察は彼を賄賂供与意思表示材で立件することとなった。
さらに、チェ・ジョンフンには違法撮影物流布の容疑も浮上している。最近は現在アメリカに滞在中の歌手ロイ・キムに同じく違法動画に関連した容疑が浮上し、近日中に帰国して取り調べを受ける予定だ。
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