8月3日、口コミで勢いに乗った映画『モガディシュ』(原題)が公開7日目にして、累計観客動員数95万人を超え、2021年に公開された韓国映画の最高ヒット記録を樹立した。
8月3日の映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークの集計を見ると、同日午前11時現在、『モガディシュ』が累計観客動員数95万4314人を記録し、『発信制限』(原題、監督キム・チャンジュ、提供配給CJ)が記録した95万1143人を上回った。これで2021年に公開された韓国映画の中で最高の興行新記録を達成した。
映画『モガディシュ』(リュ・スンワン監督、提供配給ロッテエンターテインメント、制作デクスタースタジオ、外柔内剛)は、破竹の勢いで100万人突破まで目前にして、2020年夏に公開された『ただ悪から救ってください』(原題、ホン・ウォンチャン監督)以来、最短期間の動員速度を記録している。1年ぶりに韓国映画の真の力を見せつけ、この夏、韓国映画界の強力な“興行リリーフ投手”として注目を集めている『モガディシュ』は、公開1週目より公開2週目の観客数がさらに増加するなど、異例の興行成績を見せている。
『モガディシュ』は、今週公開されるハリウッドのブロックバスター『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』(ジェームズ・ガン監督、輸入配給ワーナー・ブラザース・コリア)の前売り率に圧倒的な差をつけ、2週連続前売り率1位を維持している。
映画『モガディシュ』は、1991年ソマリアの首都モガディシュの内戦によって孤立した人々の、生死をかけた脱出を描いた映画だ。“信じて見る俳優”と呼ばれるキム・ユンソクとチョ・インソンの初共演をはじめ、ホ・ジュノ、ク・ギョファン、キム・ソジン、チョン・マンシク、キム・ジェファ、パク・ギョンへなどの名優が大勢出演することで注目が集まった。
韓国では今夏、同作品の他にも、『ランジョン』(原題)、『謗法:在此矣』(原題)、『私しか見えないの』(原題)など期待作が目白押しだ。今年の韓国映画で最高のヒットを飛ばす『モガディシュ』は、韓国の映画館で2D、IMAX、ScreenX、4DX、4DX、Screen、スーパー4D、ドルビー・アトモスなど、全フォーマットで絶賛上映中だ。
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