『チェイサー』『哭声/コクソン』のナ・ホンジン監督が意外な性格を明らかにした。
7月2日、ソウルCGV龍山(ヨンサン)アイパークモールでは、映画『ランジョン』(邦題『女神の継承』)のメディア配給試写会が行われ、イベントにはプロデューサーのナ・ホンジンが出席し、バンジョン・ピサンタナクーン監督はオンラインで参加した。
この日、ピサンタナクーン監督は「今回の作品を作るにあたって多くの質問を受けた。しかし多くの調査を経て、異なる視点を持つようになり、私にとっても興味深かった。このような巫女の信仰の話を映画化したらどうかと思った。今でも幽霊はいるとは思わない」と感想を伝えている。
するとナ・ホンジン監督は「幽霊はいると思う。私は恐怖心が強くてホラー映画を見ることができない。現実にも幽霊がいると思い、家にも早く帰る」とし、ホラー映画を撮ったとは思えない意外な姿で参加者を驚かせた。
さらに「『哭声/コクソン』を準備していた時、私も幽霊がいるかどうか知りたかった。シャーマンが集まって祈祷する場所を訪ねて数カ月滞在していた際、何かが見え、感じたり、聞こえたりするのかと尋ねた。人によって感じることは違うようだ。毎日お辞儀をし、山で暮らした。その結果(私は)幽霊はいると思っている」と強調した。
夏といえばホラー!韓国映画ファンの背筋を凍らせる“恐怖作品”が続々登場!
『ランジョン』はタイの山奥、シャーマニズムが脈々と受け継がれている巫女家系の、3カ月間の記録が描かれた作品だ。タイトルの“ランジョン”は、タイ語で“シャーマン”“巫女”を意味する。
本作は富川国際ファンタスティック映画祭で、前売り券がオープンと同時に完売し、この夏最高の話題作らしい底力を発揮。特に7月11日に富川市庁オウルマダンで行われるバンジョン・ピサンタナクーン監督のGV(舞台挨拶、質疑応答)付きの上映会は、オンライン販売分がわずか26秒で“超速完売”したほどの話題作だ。
7月14日の韓国公開を皮切りに、全世界で公開される予定だ。
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