スキャンダルを起した芸能人の出演番組は打ち切るべき? 韓国バラエティ番組の選択は

2019年03月19日 テレビ #V.Iスキャンダル
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チョン・ジュニョンが出演していたKBSの看板バラエティ番組『1泊2日』は、存続できるのだろうか。KBSは現在、公式発表をためらっており、より慎重に協議を重ねる可能性が高いと思われる。

KBS側は、3月18日に『1泊2日』と関連する公式立場を発表する予定だった。歌手チョン・ジュニョンの盗撮疑惑が浮上した後である3月15日、KBS側は「『1泊2日』の放送と制作を中止することを決定した」と明らかにしたが、後に同番組出演者であるチャ・テヒョンとキム・ジュンホの賭けゴルフ疑惑まで浮上した。『1泊2日』が放送を一時的に中止にするのではなく、打ち切りを宣言すると推測された理由だ。

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KBS側が公式立場の発表をためらったのは、なぜか。

KBS関係者によると、3月18日に開かれたKBS役員会議で、ヤン・スンドン社長は『1泊2日』に関する報告を受け、「視聴者と国民の目線に合わせて議論してほしい」と慎重なアプローチを注文したという。

同日の韓国メディア『PDジャーナル』によると、KBS幹部たちは『1泊2日』の今後について、多角的に検討するためにさまざまな意見を集めたそうだ。出演者の検証システムの強化方案が出たり、12年間の『1泊2日』の功罪を総合的に分析したりする必要があるとの話も出たという。

ある放送関係者は、「『1泊2日』は現在も撮影中断状態だ。今後についての決定を急ぐべきかどうかは、意見が分かれている。現時点では、どの時点から何が間違っていたのかを把握することも容易ではない。すべての状況がねじれているので、もう少し時間を置いて見守る必要がありそうだ」と明かした。

では、同番組の問題点はどこにあるか。

警察に出頭したチョン・ジュニョン

『1泊2日』は、チョン・ジュニョンを“野放し”にしたという批判に直面している。実はチョン・ジュニョンは2016年、ガールフレンドの身体を盗撮した疑いで告訴されている。その事件は検察に渡ったが、被害女性側が告訴を取り下げたため嫌疑なしとなった。『1泊2日』の制作陣は当時、チョン・ジュニョンを4カ月後に番組に復帰させている。

チョン・ジュニョンの嫌疑なしを言葉通り受け取り、しっかりとした検証もせずに、出演を再開させた。つまり『1泊2日』がチョン・ジュニョンに“免罪符”を与えたという指摘を受けているわけだ。事実上、チョン・ジュニョンの芸能界復帰を手助けしたともいえる。

一方で、3月16日に浮上したチャ・テヒョンとキム・ジュンホの賭けゴルフ疑惑については、もう少し見守る必要があるとの意見もある。チャ・テヒョンとキム・ジュンホは道義的な責任を負って、すべての番組から降板したが、ゴルフの後に金を返すなどと「賭け」疑惑は否定しているからだ。

チャ・テヒョン(左)とキム・ジュンホ

そんなチャ・テヒョンとキム・ジュンホの疑惑を最初に報道したところが、『1泊2日』と同じKBSの『ニュース9』という点が興味深い。

チャ・テヒョンはKBSドラマの出演だけでなく、演出まで務めたことがあり、「KBS公務員」「KBS専属俳優」と呼ばれており、キム・ジュンホもKBS公開採用出身であるKBSの看板コメディアンだ。

KBSの報道局が“聖域なき報道”というメディアの指針を守ったと評価できる部分でもあるが、芸能局からすれば、報道の前に検証手順を踏んで慎重にアプローチする必要があったのではないかと、残念に感じるところでもある。

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