彼が去って、すでに11年が過ぎた。本日6月30日は、俳優であり、歌手として活動した故パク・ヨンハの11周忌だ。
韓流ブームを作った『冬のソナタ』に出演していたことで、日本でも大人気となったパク・ヨンハ。ペ・ヨンジュンが「ヨン様」と呼ばれるなか、彼は「ヨンハちゃん」と親しまれた。
そんなパク・ヨンハは11年前の2010年6月30日、この世を去った。自宅マンションにいた彼を母親が発見し、通報した。遺書などは見つかっておらず、動機は明らかでない。享年32歳だった。
当時事件を担当した江南(カンナム)警察署は、「胃がんで闘病中だった父親への思いや、事業と芸能活動を並行するストレスがひどかったと推定される」と発表した。
パク・ヨンハが亡くなった4カ月後には、父であるパク・スンイン氏もこの世を去り、切なさを与えた。
パク・ヨンハは1994年、MBCの『テーマ劇場』(原題)でMBC特別採用演技者としてデビュー。2002年に出演したKBS2の『冬のソナタ』が大ヒットし、大きな愛を受けた。同作品の人気に後押しされ、日本で歌手としてもデビュー。本格的な海外活動を広げて、韓流ブームの一役を担った。遺作はKBS2の『ザ・スリリングショット~男の物語~』だ。
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