韓国のコメディアン、パク・ナレが、セクハラ騒動に関して容疑無しという判断を受けた。
6月28日、ソウル江北(カンブク)警察署によると、パク・ナレは情報通信網法上、不法情報流通容疑に対して不送置処分が下された。警察側は「パク容疑者がわいせつ行為をしたと見ることはできず、当該映像もわいせつ物と見ることはできない」と明らかにしている。
韓国では去る4月、国民申聞鼓(国民の考えと意見を聞くために作られたホームページ。民願申請などを行うことができる)を通じて、パク・ナレの捜査を求める告発状が提出されたことにより、警察は捜査に着手した。
パク・ナレは当時、CJ ENMのYouTubeチャンネル「スタジオワッフル」が企画・制作しているウェブバラエティ『ヘイナレ』(原題)で男性の人形を紹介し、セクハラ発言をしたことが問題になった。
当該映像には、パク・ナレが海水パンツのみを着用した男性の人形の股間をまさぐるといった場面が収められている。そしてこの行動を巡り、「男性芸能人なら引退すべきだった」などの批判が相次いだ。
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制作陣はこの映像を削除し、パク・ナレ側も「タレントとして、公人として放送への責任を持ち、企画からキャラクター、演技、小道具まできめ細かく点検し、適切に表現するのが私の責任だったが、私の未熟な対処能力により、多くの方々に失望感を与えた」と謝罪した。
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