マ・ドンソクの魅力が余すところなく盛り込まれたバイオレンスノワールがパワーアップして戻ってくる。
6月16日、映画『犯罪都市』の続編『犯罪都市2』(原題)が長かった撮影を終え、6月15日にクランクアップしたと報じられた。
本シリーズは、武器を持ったヤクザも素手でなぎ倒し、仕事はできるがやりたい放題の剛腕刑事マ・ソクドと、彼が所属する衿川(クムチョン)署強力班によるクライムアクション映画だ。
前作で最強のチームワークを見せたマ・ドンソク、チェ・グィファ、パク・ジファン、ホ・ドンウォン、ハ・ジュンはもちろん、新たに合流したソン・ソックなど魅力満載な俳優たちが一堂に会したことでも注目を集める本作。
特に『犯罪都市2』とほぼ同時期に撮影されていたMARVEL新作『エターナルズ』にも参加していたマ・ドンソクの、ハリウッドと忠武路(チュンムロ、韓国の映画街)を行き来する動きは、韓国内外の観客から関心を寄せられていた。
張り手1発で犯罪者を制圧する怪物刑事マ・ソクドを誕生させたマ・ドンソクは、「いつにも増して充実した旅程だった。全スタッフがコロナ禍の状況で安全を最優先に撮影に臨んだ。皆が心を一つにして楽しく撮影しただけに、観客のストレスを一気に吹き飛ばしてくれる映画が誕生することを期待している」とクランクアップの感想を語っている。
そして前作の悪役、韓国に乗り込んできた中国マフィアのボス、ジャン・チェン(演者ユン・ゲサン)を超える敵として期待されるカン・ヘサン役のソン・ソックは、「新たに加わったキャラクターで、『犯罪都市』のチームワークを肌で感じられる現場だった。体を張って演じただけに、面白いアクション映画を期待してもいい」とし、現場の感想と作品の出来を伝えた。
前作で助監督を担当し、『犯罪都市2』で監督デビューするイ・サンヨン監督は、「新型コロナで1年以上増えた撮影スケジュールにもかかわらず、防疫規則を徹底的に守り、撮影に臨んでくれた俳優やスタッフ全員に感謝する。面白い映画でお返ししたい」と述べている。
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