夏の猛暑を吹き飛ばすコミックホラー映画『私だけ見えるの』(原題)が、7月の韓国公開を控えてティーザーポスターを解禁した。
映画『私だけ見えるの』は、ロマンス映画の撮影現場に現れた幽霊と、何とか映画を完成させようとする監督の、涙ぐましい死闘を描いたコミックホラー作品だ。2AMのチョン・ジヌンと、ガールズグループLABOUMのソルビンが主演を務め、早くから注目を集めている。
“廃ホテルと、そこに集まった若者”という設定は、韓国で観客267万人を動員したホラー映画『コンジアム』を想起させるが、コメディ要素が加わったという点で、MZ世代の好みを狙った作品として関心が高まっている。
封切りのニュースとともに公開されたティーザーポスターは、ピンク色のマスクをつけた得体の知れないおぞましい存在が視線を捉えて離さない。ここに「ロマンス撮影中に突然雰囲気がホラー」というピンク色のキャッチコピーが、劇中での絶妙な転換を示唆し、コメディとホラーが調和した興味深い新感覚ジャンルに対する期待感を増幅させた。
廃ホテルでロマンス映画を撮っていたスタッフたちが、幽霊を目撃したことで繰り広げられるドタバタ撮影記録を、ホラーとコメディの絶妙な組み合わせで描いた『私だけ見えるの』は、韓国で一時期流行したK-コミックホラーの帰還を知らせ、映画ファンの心を捕らえることになりそうだ。
前へ
次へ