“投票数操作疑惑”の『アイドル学校』制作陣が実刑に、約180万円の横領疑惑も

2021年06月10日 話題

韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送されたアイドル育成番組『アイドル学校』で、投票を操作した疑いで裁判にかけられていた制作陣が一審で実刑を言い渡され、法廷拘束されることとなった。

ソウル中央地裁6月10日、業務妨害の疑いで起訴されたチーフプロデューサーに懲役1年を、企画制作局長兼本部長代行には罰金1000万ウォン(約100万円)を言い渡している。同事件を担当した判事は「逃走の恐れがあるとみられる」とし、実刑判決を言い渡したチーフプロデューサーを法廷拘束した。

容疑者のチーフプロデューサーは、2017年に放送された『アイドル学校』の投票を操作し、CJENMの業務を妨害したほか、有料メール投票に参加した約6万9000人から約1500万ウォン(約150万円)と、収益金約300万ウォン(約30万円)を横領した疑いが持たれている。そして、本部長代行も共謀して投票操作に加担した疑いがかかっている。

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(写真=Mnet)『アイドル学校』ポスター

警察は2019年7月、一部のファンから疑惑が提起されたあと、『PRODUCE X 101』で起きた投票操作事件の捜査に乗り出した。その後、以前の『PRODUCE』シリーズをはじめ、類似の『アイドル学校』にまで疑惑が波及し、捜査対象が拡大したという。

検察は4月に開かれた結審で「被告人の場合、視聴者に剥奪感を与えるなど、事案を軽視できない」とし、チーフプロデューサーに懲役1年6カ月を、本部長代行に懲役1年を求刑していた。

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