麻薬類購入の容疑で起訴されたiKON出身のB.Iの所属事務所が、足りない自粛のなかでアルバムを発売したことについて立場を明らかにした。
B.Iの所属事務所IOK COMPANYは6月8日、公式立場文を通じて「当社アーティストに対する起訴内容は、2019年から続いた容疑である麻薬類購入に関する内容」とし、「B.Iは2020年に容疑について計9回の調査と薬物反応検査を終えており、最終的な判決を待っている」と述べた。
裁判が終わる前である6月1日に、B.Iがアルバムを発売した背景についても説明した。
IOK COMPANYは「ただ復帰や自粛の姿のための行為ではなく、アーティストが持っている影響力が少しでも社会のためになる動きにつながることを願った。そんな気持ちで『深い夜の慰労』(原題)寄付アルバムを発売し、音楽が思った以上に社会に大きな動きと助けになるということを自ら感じることができた」と述べた。
しかし「アーティストの不快な問題のなかで、最近、新譜を発売することになり、今の状況をお見せした部分について謝罪を申し上げる」とし、「当社は終結時点がいつであっても、過去を反省して過ちを繰り返さないという真正性のある謝罪の心と態度を持ったまま、成熟に、適切な社会構成員として生きていくことができるよう、アーティストと共にしたい」と伝えた。
2015年にiKONのリーダーとしてデビューしたB.Iは、優れた作詞、作曲の実力で『LOVE SCENARIO』『MY TYPE』などのヒット曲を多数輩出した。しかし過去に麻薬を投薬した事実が2019年に遅れて発覚。2016年に大麻およびLSD(超強力幻覚剤)を購入・使用した疑いをかけられ、使用事実を認めた。iKONから脱退し、YGエンターテインメントとの専属契約も解除となった。
なおB.Iは去る5月28日、麻薬類管理法違反の容疑で在宅起訴された。彼の初公判は来る7月9日だ。
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