ナ・ホンジン監督の新作『ランジョン』が予告編公開、“不気味すぎる”タイのシャーマニズムに期待大

2021年06月06日 映画 #韓国映画

『チェイサー』『哀しき獣』『哭声/コクソン』のナ・ホンジン監督が企画・制作した新作映画『ランジョン』(邦題『女神の継承』、バンジョン・ピサンタナクーン監督)から、1次予告が初公開された。

『ランジョン』はタイの山奥、シャーマニズムが脈々と受け継がれている巫女家系が送る3カ月間の記録が描かれた作品だ。タイトルの“ランジョン”は、タイ語で“シャーマン”“巫女”を意味している。

6月4日に公開された『ランジョン』1次予告は、存在するすべてのものに魂が宿っていると信じられている、タイの異国的な風景から始まる。そして連なる山々とツタが伸びる崖は、尋常ならざる場所を示唆した。

(写真提供=SHOW BOX)
(写真提供=SHOW BOX)

深い森の中心で石像を前にして儀式を行う人々の姿は、「タイのシャーマニズムに関する話」というキャッチコピーとともに、見知らぬ村で人知れず繰り広げられているに出来事対する好奇心を刺激。ほの暗い雰囲気を漂わせている予告編は、ラストまで片時も目を離せない本編への期待を増幅させている。

シャーマン一家のミステリーを描いた『ランジョン』は7月に韓国で公開されたあと、全世界でも順次公開される予定だ。

【話題】 韓国で国産映画が封切られることへの“期待と不安”、『鬼滅』など海外作品による影響も大きく

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