Girl’s Dayヘリ、女優として大きく飛躍できるか…新ドラマで求められる“変身”とは

2021年05月26日 話題

K-POPガールズグループGirl’s Dayのヘリは、女優イ・ヘリとして飛躍するだろうか。

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Girl’s Dayのメンバーとして芸能界デビューしたイ・ヘリは、バラエティやドラマなど多方面で活躍している。特に2012年のドラマ『父の娘』(原題)で初めて演技に挑戦し、2014年『ソナム女子高探偵団』に続き、2015年『恋のスケッチ~応答せよ1988~』のドクソン役で“人生キャラクター”と出会った。

以降、『タンタラ~キミを感じてる』(2016)、『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中!?~』(2017)、『ファイティンガール!~Miss Lee~』(2019)と着実にドラマに出演し、映画『ムルゲ王朝の怪物』と『私のボクサー』を通じてスクリーンでも姿を見せた。

しかし『応答せよ1988』のイメージが強いからか、その後の作品でヘリは新しいキャラクターとして、または女優として大きな存在感を見せることはできなかった。

新ドラマで女優としての存在感見せるか

ヘリが持っているイメージは、基本的にリアルでさっぱりした印象を土台にしている。

(写真提供=tvN)ヘリ

過去に視聴者に強い印象を与えたバラエティ番組『本物の男』(原題)の女性軍人特集や、『応答せよ1988』のドクソン、そしてバラエティ番組『驚きの土曜日-ドレミマーケット』(原題)でも同じような印象を残した。

そのためか、演技者としてヘリはそのイメージを完全に払拭することはできなかった。毎回、演技の変化を試みたが、強いイメージを振り払うまではいかず、むしろ既視感を与えるキャラクターが多かった。

だからこそヘリは『ドレミマーケット』を降板してまで演技活動に集中し、再び女優としての存在感を見せる計画だ。同名人気ウェブ漫画を原作とするtvNの新ドラマ『九尾の狐とキケンな同居』を通じて、新しいハマり役に出会おうとしている。

『九尾の狐とキケンな同居』は、999歳の九尾の狐シン・ウヨ(演者チャン・ギヨン)と、今どきの女子大生イ・ダム(演者ヘリ)が偶然ひとつ屋根の下で同居を始め、977歳差の恋愛模様を描くロマンチックコメディーだ。

ヘリはロマンスからコメディーまで、多彩な演技を披露する覚悟でいる。彼女は5月26日に行われたオンライン制作発表会で、「良い監督、良い脚本家、良い俳優と共にするので、さらに神経を使って作品に臨みたい。出演分量も多く、体力的に消耗する部分もあり、慎重に悩んで集中した」と述べた。

(画像提供=tvN)『九尾の狐とキケンな同居』

演じるイ・ダム役は、これまでのヘリが見せてきたキャラクターたちと共通点もあるが、明らかに違う部分も持っている。ヘリは「台本を読んで、とてもおもしろくて出演したかった」とし、「イ・ダムというキャラクターは積極的で、率直で堂々と言いたいことを言う。今まで演じてきたキャラクターも消極的な面がなかったわけではないが、イ・ダムは最近の友人のような、魅力的なキャラクターだった」と説明した。

原作者も認めるシンクロ率

さらにヘリは、原作ウェブ漫画のキャラクターと高いシンクロ率となる条件を満たしていた。ナム・ソンオPDは「原作があるので、キャラクターの見た目をたくさん考慮した。原作の作家が原作を描くとき、ヘリ氏をたくさん思い出しながら作業をしたという。私もウェブ漫画と台本を見ながら、そうした」と伝えた。

劇中、ト・ジェジン役を務めるキム・ドワンも「ヘリ姉さんが(シンクロ率)1位だと思う。エネルギッシュな姿もあるし、そのままウェブ漫画を見て感じるイメージに最も合っている。初めて撮影したとき、ウェブ漫画と同じ衣装を着ていたのだが、本当にそのままだった」と絶賛した。

ヘリは「私もイ・ダムと似ているところが多いと感じたが、詳しく見てみると、それ以上に多かった。主体的で、堂々としているところをイ・ダムを通じてたくさん表現したかった。 1999年生まれであれば、私と5歳差だが、世代の差がないわけではなくある。後輩たちを注意深く見ているようだ。イ・ダムを演技しながら私と違う部分を表現しながら、おもしろかった」と話した。

(写真提供=tvN)制作発表会

また、「ロマンチックコメディーは初めてなので、作品をやりながらワクワクし、期待が高まった。今は愉快なドラマがあまりないが、私たちのドラマを見て楽しんで、笑ってもらえたら。撮影時に“コメディーロマンス”だと思った。コメディーが多いので、明るく軽い気持ちで楽しんでもらいたい」と述べた。

レギュラーだったバラエティ番組から降板し、演技に集中したヘリが『九尾の狐とキケンな同居』のイ・ダムを通じて女優イ・ヘリに飛躍するか、注目したい。

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