歌手ジェジュンが、自身の出演番組『トラベルバディーズ』について語った。
韓国では4月29日午後2時、グローバルチャンネルLifetimeによるオリジナルバラエティ『トラベルバディーズ2』の制作発表会が行われた。
『トラベルバディーズ』は韓国にとどまらない人気を誇るジェジュンの“一人旅”を描いた旅行バラエティで、昨年放送されたシーズン1は多くの視聴者から反響を得た。
シーズン1ではアルゼンチン旅行を通じて世界の人々と交流するジェジュンの魅力的な姿を披露した『トラベルバディーズ』だが、シーズン2は新型コロナウイルスの影響によって韓国の国内を巡回するプログラムとなっている。
ジェジュンは今回の制作発表会で「1年ぶりだ」と切り出し、「『トラベルバディーズ2』に舞い戻った。予告編は僕も楽しく見させてもらって、同時に苦労の末に幸せがやってきたなという考えも浮かんだ」と率直な気持ちを伝えた。
さらにジェジュンは「シーズン1の撮影のときから、関係者の方々と次のシーズンについて話していた。『トラベルバディーズ2』を提案された瞬間から、僕は出演を決めていた」とし、「海外に行けないぶん、韓国内でもっと楽しいことをできるのではないかと思った。演出を手掛けるスタッフさんたちがどんなアイディアをくださるのか、とても期待していた」と振り返っている。
この日の制作発表会で公開された予告映像では、ジェジュンがさまざまな動物たちと触れ合う姿が注目された。ジェジュンは「人との社交性よりも、動物たちとの社交性が本当によかったのではないかと思う」とし、「不思議と訪れる場所ごとに動物たちが僕にくっついてきて、野良猫でさえ近づいてきた。猫を飼っているから、動物のにおいがついていたのかもしれない」と分析して笑いを誘った。
さらには、撮影現場で感じた苦労についても語っている。
「演出チームが憎いと思う瞬間もあった。どうして僕をここに連れてきたのか、と思わせるような場所もあったり、喜怒哀楽すべての感情をさらけ出せるような編成になっていたのだと思う。安らかな街の青年のような、そんな感性をお見せしたかった。太ったとか痩せたとか、日陰のまったくない田舎での撮影で顔が赤く日焼けしたとか、そんな姿をたくさん見ることができる」
また、「僕自身も活動的なものより、感性的なものが好きだ」と実際の旅行スタイルとのシンクロ率にも言及。「綺麗なものをたくさん見て、多くのことを感じたい。旅行は即興で行くほうで、計画もすぐに立てるほう。なにが食べたいか思い浮かんだらすぐに食べたいものを食べるように、旅行もそんな感覚で思い立ったら行く」と伝えた。
ジェジュンは最後に「今回は本当に韓国内でこんなことができるんだ、こんな食べ物があるんだ、という感性を味わってほしい。シーズン2でも視聴者の方々に“代理満足”を届けられたらうれしい」とシーズン2に対する思いも語った。
『トラベルバディーズ2』は、来る5月13日午後6時からLifetimeの公式YouTubeチャンネルで先行公開される。
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