女優ユン・ヨジョンのアカデミー賞効果で映画『ミナリ』がランキング逆走中だ。
韓国映画振興委員会の統合ネットワークによると、映画『ミナリ』は4月27日、ボックスオフィス(チケット売り上げ)2位まで上がったようだ。
同日のランキングではソ・イェジの出演で話題となった『明日の記憶』(原題)が1万4021人を集め1位となり、累計観客数は16万3420人。『ミナリ』は8516人を集め、累計95万2798人を記録。100万人突破が目前に迫っている。
第93回アカデミー賞授賞式直後の26日には同ランキングで4位だった『ミナリ』だが、この日さらに2段階上昇した。これは、韓国人俳優としては初めてオスカー演技賞を獲得したユン・ヨジョンの影響力が働いたものと見られる。
今年、アカデミー授賞式で作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞、音楽賞の6部門にノミネートされた『ミナリ』で、ユン・ヨジョンは助演女優賞を受賞した。
ミナリは3月3日の韓国公開開始後、20日間にわたってボックスオフィスで1位をキープしていた。その後も10位圏内にとどまり続けたが、ユン・ヨジョンの受賞によって再び注目を集めている。
現在はVODサービスにより自宅でも視聴可能な『ミナリ』が、劇場での観客動員数100万人を突破するかどうかに注目が集まっている。
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