韓国の実話を基に描かれた映画『サムジンカンパニー1995』から今回、予告編と場面写真が解禁された。
今回、解禁となった予告編では、1995年のソウルで実務能力は完璧ながらも、仕事はお茶くみや書類整理など雑用ばかりに明け暮れるジャヨン、ユナ、ボラムら高卒女性社員たちの奮闘する姿が。コーヒーを作りながら「なぜ女が外で働き出したか知ってる?安い賃金でよく働くからよ」と嘆くユナたちの姿が印象的だ。
その境遇から抜け出そうと昇進を目指して英語の勉強に励む中、自社工場の汚水排出を偶然知ってしまう3人。その事実を隠蔽しようとする会社に向けて、知識と知恵と勇気で力を合わせて真相解明に向けて戦う彼女たちの姿が痛快に描かれている。
個性豊かなキャラクターを生き生きと体現するのは、韓国映画界を支える若手実力派俳優たちだ。
最初に汚染水に気づくジャヨンには、『グエムル-漢江の怪物-』『スノーピアサー』のコ・アソンをキャスティング。ジャヨンの同期で推理小説マニアのユナを演じたイ・ソムは、本作ですでに第41回青龍映画賞助演女優賞を受賞している。
さらに会計部の心優しき天才ボラムを『スウィング・キッズ』『あなた、そこにいてくれますか』のパク・ヘスが演じ、自分たちの力を信じて突き進む3人のケミストリーに注目だ。
会社の不正に立ち向かう、ちっぽけな彼女たちの逆襲劇『サムジンカンパニー1995』は、7月9日(金)からシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにて全国順次公開予定だ。
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