カリスマ性の中に狂気をはらんだ暴君イ・ホンと、自由な魂を持った天真爛漫な道化師ハソン。ヨ・ジングは相反する二つのキャラクターを1人2役で見事に表現し、お茶の間の人々を一気に虜にした。
窮地に立たされ、血の海の中で狂気をあらわにしたイ・ホンの危うげな姿には絶賛の声が上がったという。
そんなイ・ホンが火のような熱さと危うさを抱えているとしたら、ハソンは風のような自由さと純粋な心を持っていた。自身の命を脅かす敵や不条理な世の中と立ち向かい、いくつもの試練の過程で成長していくハソンの姿は、まさに真の君主にふさわしかった。
また、劇中で見せた王妃ソウンとのロマンスも見逃せない。 “純粋な愛”から生まれる切なさともどかしさは、視聴者の胸をときめかせるのに十分だった。
鬼気迫る血の海から、身を焦がすようなラブロマンスまで。圧倒的な演技力が放送ごとに伝説を生み、ヨ・ジングはいつしか神を表す“ゴッド・ジング”と呼ばれるようになった。
放送終了後、視聴者たちからは「ゴッド・ジングに始まってゴッド・ジングに終わった逸品ドラマ」「ヨ・ジング印のハソンをずっと忘れられない」「ヨ・ジングの再発見。純粋からカリスマまで! 早く次の作品で会いたい」「天上の俳優ゴッド・ジングの真価を垣間見た」といった絶賛の声が寄せられ、ドラマ『王になった男』に対する冷めやらない余韻が証明されている。
常に新たな一面を披露し続け、視聴者を魅了するヨ・ジング。『王になった男』が放送を終えたばかりだが、早くも次回作に多くの期待が集まっていることは言うまでもない。