今度は女優ソ・イェジが崖っぷちに立った。
最近、女優ソ・ジヘとの熱愛説を皮切りに議論が続いた俳優キム・ジョンヒョンに対する関心が、今度はソ・イェジに移った。
【注目】ドラマ降板はソ・イェジの影響?『愛の不時着』俳優との“無責任な恋愛”
キム・ジョンヒョンが2018年のドラマ『時間』の制作発表会をはじめ、撮影中も、共演した少女時代ソヒョンとのスキンシップを過度に嫌う反応を見せ、最終的には健康上の理由でドラマを途中降板した背景に、当時熱愛中だったソ・イェジの“指示”があったとの疑惑が提起されたことは、序章に過ぎなかった。
ソ・イェジの所属事務所ゴールドメダリストは4月13日、公式立場を通じて「ドラマ関連の論議がソ・イェジによって発生したものではない点を明確に確認できた」とし、いわゆる“ソ・イェジ操縦説”を一蹴した。
続いて「議論になった内容のようにドラマの主演俳優が誰かの言葉に従って本人の自由意志なく、そのまま行動するということは常識的に納得し難い。一人の俳優がどんな意志も持たずに演技と撮影を進行することは、現実的に不可能だ」と強調した。
しかしソ・イェジをめぐる議論は、それだけではない。
とあるYouTubeチャンネルを通じて、ソ・イェジと同じ芸能事務所に所属する俳優キム・スヒョンの従兄弟と特別な関係との主張や、有名プロデューサー(PD)と恋愛説など、各種スキャンダルが次々と登場して余波が広がっている。
特にその“有名PD”はソ・イェジと特別な関係となりながら、演出予定だった作品からも降板したとの話が飛び出した。
その疑惑に対して4月14日午前、『星から来たあなた』などを演出したチャン・テユPDが法律代理人を通じて、自分はソ・イェジと「一面識もない」と強調しながら、ドラマ監督からの降板もなく、「虚偽事実が流布されてている」と伝えた。ソ・イェジをめぐる有名PD関連の疑惑が浮上しながら、偶発的にスターPDとされるチャン・テユPDの名前が挙がり、すぐに対応した格好だ。
さらにソ・イェジが過去にスペイン・マドリードの大学に通ったという話も事実でないと、学歴詐称疑惑まで浮上した。
ソ・イェジはデビュー前、マドリードに留学していたが、歯の矯正のためにしばらく韓国に帰国し、路上でスカウトされて演技を始めたとされていた。そのエピソードはバラエティ番組『知ってるお兄さん』などに出演し、ソ・イェジ自らが話していたことだ。
所属事務所は学歴詐称疑惑について、「スペイン・マドリードに位置するマドリード・コンプルテンセ大学の合格通知を受け、入学を準備した事実はあるが、その後に韓国で活動することになったため大学を通っていない」と説明した。
また学生時代に校内暴力の加害者だったという疑惑についても、「学校暴力関連の疑惑はまったく事実ではない」と否定した。
いくつかの疑惑は否定したものの、同時多発的に出ている人間性やパワハラ疑惑などが決定打となりつつあり、人前に立つスターとして致命傷は避けられない様相だ。
芸能界で彼女と一緒に仕事したというスタッフが、ソ・イェジの言葉の暴力や人間性の問題を具体的に証言した文章がオンラインに上がり、ソ・イェジの立場を狭めている。
オンライン掲示板のコメントなどでは、ソ・イェジがスタッフに悪口を言い放ち、タバコの煙を吹きかけるなどのパワハラを行い、メイド扱いはもちろん、人間扱いすらしなかったとの暴露が次々と出てきた。
何よりもスタッフに対するパワハラ疑惑については、所属事務所ゴールドメダリスト側も特別な解明をしていない状況だ。ソ・イェジに対する非難が収まらない原因のひとつにもなっている。
まさに崖っぷちだが、ソ・イェジは今後、女優活動を継続できるのだろうか。
去る4月13日に予定された主演映画『明日の記憶』(原題)のメディア試写会と記者懇談会に参加しなかったソ・イェジは、現在、俳優キム・ナムギルとOCNの新ドラマ『アイルランド』(原題)にキャスティングされ、撮影を控えている。渦中の人物となったソ・イェジが、はたしてドラマを強行することができるかが注目される。
複数の芸能界関係者たちは「いつか爆発すると思っていたことが爆発した」と口を揃えながら、「傷が大きいだけに相当の期間、活動は困難ではないか」と見通している。
ソ・イェジの『アイルランド』降板説も出てきているが、『アイルランド』側は「決まったことはない」と慎重な立場を見せている。
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