3月17日、SBS新ドラマ『朝鮮駆魔師』(原題)のオンライン制作発表会が行われ、カム・ウソン、チャン・ドンユン、パク・ソンフン、キム・ドンジュン、クム・セロク、イ・ユビら主演キャストと、監督のシン・ギョンスが出席した。
「エクソシズムファンタジー時代劇」を名乗る同作は、人間の欲望を利用して朝鮮を飲み込もうとする悪霊と、民を守るため悪霊に立ち向かう人間の血闘を描く。Netflixオリジナルシリーズ『キングダム』を継ぐ“コリアン・ゾンビ”というジャンルで早くも話題を集めた。
「『キングダム』との差別化は何か」という質問に対し、シン監督は「『キングダム』は良いレファレンスだ。それを見て私たちのドラマはどう違うべきか悩んだ。怪力乱神と呼ばれる怪異な生命体を説明すれば、答えるなるはずだ」とコメント。
続いて「文字通り怪力を持つさまざまな神が登場する。彼らが人間を攻撃する方法も様々だ。こういう部分が『キングダム』と違う。肉体を超えて心理に対する話で、欲望の隙間を悪霊が攻撃する」と話した。
ドラマ『百済の王 クンチョゴワン』以来10年ぶりの時代劇出演となるカム・ウソンは、「朝鮮の第3代国王・太宗役を演じる。国を守るために命をかけ、血闘を繰り広げる」とキャラクターを紹介。そして「面白いジャンルドラマをやってみたかった。『朝鮮駆魔師』の台本は時間を忘れるほどスラスラ読めたので、ぜひやりたかった」と話した。
太宗の息子であり、のちに世宗(第4代国王)になる忠寧大君役は、チャン・ドンユンが演じる。彼は「歴史の人物に対して視聴者が持つ認識を崩さない範囲内で、キャラがしっかり見えるように演じようと考えた」と述べた。
太宗の長男・譲寧大君役のパク・ソンフンも「譲寧は、その人生に共感できるし、気の毒に思える人物」とコメントした。
新ドラマ『朝鮮駆魔師』は、韓国SBSにて3月22日22時に放送開始予定。
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