女優イ・セヨン、『王になった男』で“芸歴23年”の底力を見せつける

2019年02月21日 テレビ #韓国ドラマ #写真

女優イ・セヨンが、圧倒的な演技力で視聴者を魅了している。

韓国で現在放送中のドラマ『王になった男』(tvN)で朝鮮の王妃ユ・ソウンを演じるイ・セヨン。これまで目にしたことのないような、まったく新しいキャラクターを持つ王妃ソウンは放送のたびに視聴者から大きな反響を得ている。

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イ・セヨンが見せたソウンの最大の魅力は、穏やかさのなかに光る芯の強さだ。仕草や表情の一つひとつに気を配った細やかな演技で、自らの意思で物事を切り開く凛とした王妃の姿を描いている。

『王になった男』の舞台は、邪心に満ちた王の家来シン・チス(クォン・ヘヒョ)と、先代の王の後妻である大妃(チャン・ヨンナム)が権勢を振るう宮廷。イ・セヨンは、そんななかでも揺らぐことのないソウンの強さを鋭い目つきと信念に満ちた口調で見事に表現した。

(写真提供=tvN)

また、王の影武者となった道化師ハソン(ヨ・ジング)と接する過程で、ソウンの魅力もひときわ輝く。

はじめは以前と異なる夫の姿に警戒心を抱いていたソウンだが、ハソンに対する本当の気持ちを自覚してからは次第に穏やかな表情を見せてゆく。イ・セヨンはそんなソウンの感情の変化を愛らしく、ときには切なく表現して多くの視聴者をときめかせた。

道化師ハソンとの出会いによって多彩な表情を見せる王妃ソウンが視聴者の人気を集めたのは、イ・セヨンが23年間という年月を通して磨いてきた確かな演技力があったからだ。

恋を知って胸を躍らせる姿から、すべての事実を知って希望を失うまで。イ・セヨンはソウンのとめどない感情の変化を自分のものにして、ドラマのロマンスシーンをリードした。

加えて、2月19日に放送された第13話ではソウンに関する衝撃の事実が発覚し、物語は新たな局面を迎えた。イ・セヨンが圧倒的な演技を通じてどのように視聴者の心を惹きつけるのか、次回の放送に早くも期待が集まっているところだ。

初回放送から高視聴率を記録し、波乱のストーリーが話題を呼んだ『王になった男』は、毎週月・火曜の午後9時30分に放送されている。

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