“飲酒運転騒動の俳優”ソン・スンウォン、保釈要請を却下される

2019年02月20日 話題

ミュージカル俳優ソン・スンウォンが、韓国芸能界で最初に “ユン・チャンホ法”が適用された俳優として話題だ。

ユン・チャンホ法は、ひき逃げ事故で被害者のユン・チャンホさんが死亡し、国民が飲酒運転の厳罰化を求めたことで作られた韓国の法律だ。

ソン・スンウォンは昨年12月未明、ソウル江南(カンナム)区で酒気帯び状態のまま父親の所有するベンツを運転し、衝突事故を起こして逃走した。事故当時の血中アルコール濃度は、免許取り消しに値する0.206%であった。

それだけでなく、昨年8月にも同様の事故を起こしていることが明らかになった。当時ソン・スンウォンはソウル中(チュン)区で飲酒運転のうえ停車中のタクシーにぶつかり、逃走したという。

昨年12月の事故直後に逮捕されたソン・スンウォンは一度保釈されたが、その後の捜査過程で過去3度の飲酒運転前科が発覚して再び拘束された。

ソン・スンウォンはその後「犯行を反省しており、パニック障害を患っている」として保釈を要請したが、ソウル中央地裁刑事7単独のホン・ギチャン裁判官は2月18日にこれを却下した。過去の飲酒運転前科に加え、深刻な事案であるだけにソン・スンウォンが逃走する可能性があるとの判断だ。

過去3度の前科を抱えているにも関わらず、パニック障害を理由に保釈を図ったソン・スンウォンに対して、世間が冷ややかな視線を送ったのはいうまでもないだろう。今後の好感度回復が絶望的なのは明らかだ。

(関連記事:韓国芸能界で相次ぐ飲酒運転騒動に世間は“呆れムード”

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