ヨ・ジング、チョ・ジョンソクら人気俳優が“韓国時代劇ブーム”を導く

2019年02月18日 テレビ

まずSBSが今年上半期の放送を予定する『緑豆の花』(原題)だ。同作は東学農民革命(甲午農民戦争)を背景に、農民軍と討伐隊に分かれて戦わなければならない異母兄弟らの波乱万丈なヒューマンストーリーを描いた作品である。

チョ・ジョンソク、ハン・イェリ、ユン・シユンらのキャスティングが決定しており、『鄭道伝<チョン・ドジョン>』の作家チョン・ヒョンミンと、『根の深い木』のPDシン・ギョンスが手がける。

MBCも時代劇を準備中だ。7月に放送予定の『新入士官ク・ヘリョン』(原題)がある。同作は19世紀を背景に、インターン女士官の宮廷でのサバイバルや、王子イ・リムとク・ヘリョンのロマンスが描かれる作品だ。

現在、女優シン・セギョンがク・ヘリョン役、チャ・ウヌがイ・リム役の候補に上がっており、出演を検討中。さらにMBCは、新羅の将軍キム・ユシンを主人公にした時代劇『キム・ユシン』も準備している。

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JTBCの時代劇『私の国』(原題)も、今年下半期の放送を控えている。

高麗時代末期と朝鮮王朝初期を舞台にする『私の国』は、自らの信念に基づいた“私の国”を巡って権力や欲望を描くアクション時代劇。“スーパールーキー”ウ・ドファンが武官ナム・ソンホに、ヤン・セジョンが武官ソ・フィ役として出演することが決まり、ソリョンやチャン・ヒョクなどが出演を提案受けている。

時代劇ドラマが増加している背景について、とある放送関係者は「この間、高い制作費や若い視聴者をターゲットにした作品に重点を置くなど、現実的な問題で正統派時代劇が減っていた。しかし今年は臨時政府樹立100周年にあたる歴史的な意義のある年だけに、スケールの大きな時代劇や歴史劇が準備されている。世代を問わず、視聴者の目が肥え、作品の完成度に対する需要も高まっている。これまでとは一味違う時代劇が制作される見通しだ」と話した。

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