韓国の人気オーディション番組『プロデュース101』シーズン2(Mnet)によって構成されたWanna One。
突出したビジュアルもさることながら、メンバーそれぞれが実力とカリスマ性と兼ねそなえた大型新人グループとして、一躍注目を集めた。新人クループでありながら、わすが1年足らずで韓国を代表する人気グループとなったのは、周知の通りだろう。
ところが、彼らは人気絶頂の中でグループ活動に幕を下ろすことを決断した。
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今後の活躍も約束されていたが、2018年12月の契約満了を迎えて彼らが下した決断は“有終の美”。契約を更新することなく解散を迎えるという発表は、韓国だけでなく世界中のファンを驚かせ、悲しませたに違いない。
もっとも、彼らがそれぞれの道を歩むことを決めたのは後ろ向きな理由があったからではない。むしろ1年6カ月に渡った活動への感謝とそれぞれの未来のために下した、前向きな決断だった。
グループ活動最後の公式イベントとなった『ソウル・ミュージックアワード』でメンバー全員に実施したインタビューでも、彼らの“想い”がヒシヒシと伝わってきた。
質問用紙に回答を記入する形式で行ったインタビューで、それぞれがWanna Oneに対する思いの丈を綴ってくれたのだ。
例えばリーダーのユン・ジソンだ。