新型コロナウイルスによって、韓国歌謡界に赤信号が灯っている。
韓国では12月7日、I.O.I出身の歌手チョンハが新型コロナウイルスに感染した事実が報じられた。
所属事務所MNHエンターテインメントによると、チョンハは最近感染者と接触した事実を知り、自発的に検査に出向いた。その後陽性判定を受け、ただちにすべての活動を中断して自宅隔離に入っている状況だ。
しかし、問題はチョンハが多くのファンを抱える人気歌手という点だ。ソロ歌手として華麗な活躍を繰り広げていただけに、彼女と接触したアーティストも多いということになる。
実際に、TWICEのサナやWJSN(宇宙少女)のヨンジョン、DIAのチェヨンがチョンハの感染事実を受けてPCR検査を行っている。いずれも現在は保健当局の指針に従って自宅隔離中だ。
チョンハとヨンジョン、サナ、チェヨンらは最近、gugudanミナの誕生日パーティーに同席したという。
来る1月に初のフルアルバム『QUERENCIA』のリリースを控えたチョンハは、12月10日に先行公開曲『X』を発表する予定だった。しかし、新型コロナウイルスの感染によって今後のスケジュールの見通しは立たなくなった。
韓国歌謡界では現在、アーティストらの新型コロナウイルス感染が目立つ。
チョンハに先立ってUP10TIONのビド、コギョル、EVERGLOWのイロン、シヒョン、トロット歌手のイ・チャンウォンが相次いで陽性判定を受けている。イ・チャンウォンは直前にテレビ番組に出演していたため、彼と動線が重なった歌手のチャン・ミンホ、ヨンタク、BOOMといった出演陣がPCR検査を受けた。
新型コロナウイルスの危険が生活の奥深くに入り込み、安全な芸能活動はいよいよ保障できなくなった。「警告ランプ」が灯された韓国芸能界の今後には、不安が募るばかりだ。
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