BTS(防弾少年団)が、30歳まで入隊を遅らせるようになる。
韓国国会は12月1日の本会議で、軍徴集・召集を延期できる対象に大衆文化芸術分野の優秀者を含める内容の兵役法改正案を議決した。
改正案に従って、政府は文化勲章を受けた大衆文化芸術人が文化体育観光部長官の推薦を受ける場合、満30歳まで入隊を延期できる大統領令規定を設ける方針だ。
BTSは2018年10月、韓流や韓国語拡散の功労が認められて花冠(ファグァン)文化勲章を受賞しているだけに、延期の対象になる可能性が高いという見込みだ。
今回の改正案には、入隊後に行う身体検査を、入隊直前の兵務庁の判定検査で代替する内容も含まれた。
負傷によって入院治療が必要な場合、6カ月以内の単位で除隊保留期間を引き続き延長できるほか、任務遂行によって病気や傷害を負った現役兵および常勤予備役の治療費支援のための保険加入が可能になる根拠規定も設けた。
有給志願兵の服務期間の延長範囲は、従来の1年6カ月から4年に増やした。
乗船勤務予備役や専門研究員、産業機能要員への編入が取り消された者は、残りの服務期間が6カ月に満たない場合、社会服務要員として服務を終えられるようになった。
一方、社会服務要員が「児童・青少年性保護に関する法律」の違反をはじめとする犯罪を犯して実刑を下された場合、関連情報を該当服務機関長に提供することになった。
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