BTS(防弾少年団)が全世界での興行を保証する“ヒットメーカー”に…米ビルボードを席巻

2020年10月13日 話題 #BTS

今や名実ともに全世界での興行を保証する“ヒットメーカー”だ。

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BTS(防弾少年団)が米ビルボード「HOT100」の1、2位を独占した。米ビルボードによると、BTSはデジタルシングル『Dynamite』で2位を記録するだけでなく、『Savage Love (Laxed - Siren Beat) (BTS Remix)』で再び「HOT100」チャート1位に上がった。

「HOT100」はストリーミング再生回数、ラジオ放送回数、音源ダウンロード数などを総合して順位を集計する米ビルボードのメインチャートで、アメリカ国内の個々の曲に対する大衆的な人気の指標だ。去る6月に発売された『Savage Love』はTikTokのダンスチャレンジを通じて人気を得た曲で、BTSが参加したリミックスバージョンによって先週8位から今週1位に浮上した。

ビートルズなど歴代5組しかいない快挙

(写真提供=Big Hitエンターテインメント)BTS

BTSの所属事務所Big Hitエンターテインメントは、「アメリカではコラボレーションに参加した歌手が単純なサポーターの役割で終わるのではなく、その曲に対して十分な責任と権利を有する。ビルボードの公式チャートと記録も、リードとフィーチャリングアーティストが同じように成し遂げた成果と評価される。コラボに参加した歌手の影響力と音楽性、そして大衆性がリミックス曲の重要な成功要因として挙げられる」と説明した。

ビルボードも「音源ダウンロード数はほとんどBTSのリミックスバージョンが力となり、全体ストリーミング再生回数はBTSが参加したバージョンと参加していないバージョンが同じくらいだった。集計期間の同曲の消費量は、BTS参加バージョンが優勢であるため、BTSが正式に(HOT100チャート1位に)名前を上げることになった」と明かした。

『Savage Love』は、韓国語の歌詞が含まれた曲として米ビルボード「HOT100」1位となる最初の記録を作った。BTSはサビとラップパートはもちろん、「愛とはもしかしたら瞬間の感情の羅列/条件がみんなつく、僕は何を愛するか」という韓国語の歌詞を消化し、特別な意味を持たせた。

さらにBTSは『Savage Love』と『Dynamite』が1、2位を独占する快挙を達成した。「HOT100」の1位と2位を同時に獲得したグループは、2009年6~7月のブラック・アイド・ピーズの『Boom Boom Pow』『I Gotta Feeling』以来、11年ぶりだ。その快挙を成し遂げたデュオやグループは、ビートルズ(1964年)、ビージーズ(1978年)、アウトキャスト(2003~2004年)を含めて計5組だけだ。

『Dynamite』に続き、『Savage Love』までヒットに導いたBTSは現在、アメリカの大衆音楽はもちろん、全世界の音楽界におけるヒットメーカーとなった。

『Dynamite』が英語の歌詞とディスコ調でアメリカ市場のヒット曲となり、さまざまなリミックスバージョンで長期的な興行を続けているとすれば、ダンスチャレンジなどを通じて人気を得た『Savage Love』は、BTSがリミックスバージョンに参加したことで相乗効果が生まれ、新しいヒットとなっている。

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