いまや世界的な人気を誇るK-POPボーイズグループBTSが、「第28回ソウル・ミュージックアワード」で大賞の栄冠を手にした。
2013年にデビューして翌年開催の同受賞式で新人賞を受賞したBTSは、昨年に続き2年連続の大賞受賞を達成。名実ともに韓国を代表するトップグループであることを証明してみせた。
BTSは授賞式後のインタビューで、ARMY(BTSファンの総称)への感謝を伝えている。
メンバーのJINは「大賞を受賞することができたのは、ARMYの皆さんにたくさん元気づけられたおかげだ。ARMYの幸せを祈りたい」と話した。
J-HOPEは「昨年に大賞を頂いたときは物凄く泣いたけど、今年は笑顔で受賞を迎えた。恨みや悲しみが和らぐような感覚だ」と率直な気持ちを明かした。
去る2014年に初参加を果たしたソウル・ミュージックアワードで新人賞を受賞したBTSは、いまやK-POPを代表するトップグループへと成長した。
「あの頃があるから今があるようだ」と当時を振り返るのは、ジョングク。JINも「緊張した記憶しかないけど、何度も参加するうちに授賞式を楽しめるようになった」と笑った。
Vは「ステージは毎回とても緊張した。当時もそうだし、現在もそうだ」と、ステージに対する慎重な思いを明かした。
「あらかじめ準備をしてステージをお見せするけれど、“観客のみなさんが気に入らなかったらどうしよう、ステージに訪れたことを後悔しないだろうか”という心配があったし、そうだったらすごく悲しいと思っていた。だけど今は“BTS”だからこそステージを楽しめるようになった」
これに対して、ジョングクもやはり「BTSが誇らしく思えた」と満足した様子だ。
2018年には韓国にとどまらず世界中で人気を集めたBTS。韓国歌謡界の歴史はもちろん、K-POPそのものの定義を覆す活躍を見せている。