「自伝」から一転? 元少女時代ジェシカの小説は「著者の想像力によるフィクション」と出版社

2020年09月24日 話題 #少女時代

少女時代出身のジェシカが、小説『シャイン』の出版を延期した。

【関連】ジェシカの小説は「やっかみ」や「嫉妬」を含んだ自伝?

『シャイン』の出版社RH Koreaは24日、「『シャイン』の出版日が、出版社の事情により延期された」とし、「『シャイン』は著者の自伝的小説ではなく、著者の想像力によって再創造された内容が含まれるフィクションだ」と明らかにした。

これに先立って、韓国の主要オンライン書店によるとジェシカは来る29日に『シャイン』を発表する予定だった。当初、『シャイン』はジェシカが自身の経験を基に書いた自伝的小説で、K-POPスターを夢見る韓国系アメリカ人・レイチェルの物語を描いたとされていた。

ジェシカ

出版社側は当時、報道資料を通じて「『シャイン』は正式出版を前に韓国をはじめアメリカ、ブラジル、インドネシア、ベトナムなど11カ国と版権契約を結んでおり、映画化も決定した」とし、「Netflix映画『好きだった君へのラブレター』の制作陣が参加する」と伝えていた。

これに対しては、「オンライン書店に配布された表紙及び報道資料は、確定した最終データではなかった」とし、「映画化は確定事項ではなく、制作論議の段階だ。また、少女時代の元メンバーとしてではなく、作家ジェシカとしての活動であることを明らかにしたい」と強調している。

これと共に、出版社は変更された表紙イメージも公開した。

「全世界同時出版」「映画化決定」などの記載は消され、キャッチフレーズは「ジェシカの自伝的小説」ではなく「ジェシカの小説デビュー作」に修正されている。

改訂版の表紙。メインのキャッチコピーが「ジェシカの小説デビュー作」に変更されている。

『シャイン』は、すでに英語版で発刊されている状況だ。英語版を読んだある者は、「私がこの本を読んで最も失望した部分は、登場するすべての女の子がお互いを貶めようとするところだった」というレビューを残している。

このことから、一部のネットユーザーの間では「ジェシカが少女時代を狙撃しているのではないか」という疑惑も浮上。「ジェシカが“自伝的な話”と言った。少女時代の話ではないか」「少女時代のメンバーを連想せざるを得ない」といった反応が寄せられた。

ジェシカは2007年に少女時代としてデビューし、2014年に脱退。現在は歌手やタレントとして活躍する傍らで、ファッションブランドBLANC&ECLAREのCEOとしても才能を発揮している。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集