『トンイ』や『太陽を抱く月』の名子役として知られる女優キム・ユジョン(20)が、主演ドラマ『コンビニのセッピョル』(原題)で持ち前の魅力を爆発させている。
『コンビニのセッピョル』は、格好良すぎるイケメン店長のチェ・デヒョン(演者チ・チャンウク)と、変わったアルバイトのチョン・セッピョル(演者キム・ユジョン)がコンビニを舞台に繰り広げる“24時間予測不可能”なラブコメドラマ。
コンビニを舞台にしたチ・チャンウクとキム・ユジョンの絶妙なやり取りはもちろん、さまざまな客が訪れ、多彩なエピソードを描くことが見どころだ。
イ・ビョンウ監督は制作発表会で「セッピョルのドラバタなキャラを、かわいくてちゃっかりしていると感じてもらえたら嬉しい」と語っていた。その言葉通り、セッピョルになり切ったキム・ユジョンは目が離せない“おてんばぶり”を毎話披露し、視聴者を魅了している。
視聴者らがセッピョルの行動にいちいちあだ名を付けているのも、彼女が“愛されキャラ”である証拠だろう。
例えば、客引きのために子犬にチュウをするシーンでは「ちゅうセッピョル」、“今日の運勢”を盲信する場面は「運セッピョル」、街の不良学生たちを叱るシーンは「サム(けんか)セッピョル」といった具合だ。
かつてない姿で20代女子の魅力を発散しているキム・ユジョン。その多彩な演技に魅せられる人は、まだまだ増えそうだ。
ドラマ『コンビニのセッピョル』は、韓国SBSにて毎週金・土曜よる22時から放送中。
◇キム・ユジョン プロフィール
1999年9月22日生まれ。韓国・ソウル出身。2003年にテレビCMで子役デビュー。可愛らしいビジュアルと優れた演技力を持ち、ドラマ『イルジメ~一枝梅』(2008年)、『トンイ』(2010年)、『太陽を抱く月』(2012年)など、数多くの作品でヒロインの子供時代を演じた。2016年に主演したドラマ『雲が描いた月明り』で子役から脱皮し、大人の女優として本格的に活動をスタート。2018年に甲状腺機能低下症を診断されて一時期休養したが、同年11月に放送されたJTBCドラマ『まず熱く掃除せよ』で復帰した。
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