大物スターたちが別れを惜しみ、政府は勲章を…韓国の国民俳優アン・ソンギを哀悼

2026年01月06日 話題 #訃報

韓国映画史の生き証人であり、“国民俳優”として愛されてきたアン・ソンギが、1月5日午前、血液がんとの闘病の末、享年74でこの世を去った。訃報を受け、芸能界の同僚や後輩俳優たちからの追悼の声が相次いでいる。

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故人の祭壇はソウル聖母病院葬儀場に設けられ、葬儀はシン・ヨンギュン芸術文化財団および韓国映画俳優協会の主催により、「映画人葬」として厳かに執り行われる。生前、特別な縁を結んでいた俳優のイ・ジョンジェとチョン・ウソンが運棺を務め、最後の別れを見送る予定だ。

SNS上でも追悼が広がっている。女優のイ・ヨンエは、自身のインスタグラムのストーリーに白菊の写真とともに「故人の冥福をお祈りします」と投稿し、哀悼の意を表した。歌手のペ・チョルスも、故人と写った写真を掲載し、「会うたびにいつも明るく笑ってくださったアン・ソンギ兄貴」と思い出をつづった。さらに歌手のユン・ジョンシンも「長い間、本当にありがとうございました。忘れません」と感謝の言葉を残している。

後輩俳優たちの胸に迫る追悼も続いた。俳優のイ・シオンは「先生の演技を見て夢を育てた。いつも尊敬している」と記し、シン・ヒョンジュンは映画『太白山脈』での共演を振り返り、「良い俳優とは、良い人であることを教えてくれた方」と故人を偲んだ。このほかにもオム・ジョンファ、ファン・シネ、オム・ジウォンらが、それぞれの形で敬意と感謝を込めたメッセージを寄せている。

音楽界や芸術界の枠を超えて、哀悼の輪は広がっている。60年来の友人である歌手のチョ・ヨンピルは多忙な日程の中、葬儀場を訪れ最後の挨拶を捧げた。

また、40年以上にわたりユニセフ親善大使として活動してきた故人に対し、ユニセフ側も「世界中の子どもたちにとって、力強い希望の支えであった」と追悼の意を表している。

なお、韓国政府は故アン・ソンギに金冠文化勲章を追贈する。大韓民国文化体育観光部は「韓国映画の成長と発展に寄与した故人の功績を称え、金冠文化勲章を追贈することを決定した」と発表した。

文化勲章は、文化芸術の発展および国民の文化享受に顕著な功績を残した人物に授与される国家勲章である。今回の金冠文化勲章は、約60年にわたり韓国映画とともに歩み、計り知れない足跡を残したアン・ソンギの功労を称えるものだ。

アン・ソンギはこれまでにも、2005年に宝冠文化勲章(3等級)、2013年に銀冠文化勲章(2等級)を受章しており、今回の金冠文化勲章はそれに続く3度目の文化勲章となる。

韓国映画史の象徴的存在として長年にわたり尊敬を集めてきたアン・ソンギ。その功績は、最高位の文化勲章という形で、改めて国から称えられることとなった。

故アン・ソンギの出棺は1月9日午前6時に執り行われる。

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