所属アーティストに3000万円請求の法的措置!韓国音楽レーベルが直面している深刻なトラブルとは

2025年12月11日 ニュース

韓国音楽レーベルBILLYBEAN MUSICが、自社所属アーティストに対して法的措置を取ると発表した。

【写真】事務所と揉めに揉めたNewJeans、復活?

BILLYBEAN MUSICは所属アーティストのユ・ダビンに「芸能活動禁止の仮処分申請」を提起すると同時に、契約違反に伴う3億ウォン(約3000万円)の損害賠償請求訴訟も進めるという。これは現在進行中の、外部勢力MPMGによる“タンパリング(不正な勧誘)”に関する刑事告訴とは別件で、アーティスト本人の専属契約違反およびタンパリングへの同調行為に対して民事上の責任を問う趣旨だ。

“他社スタッフ投入”を要求

BILLYBEAN MUSICのキム・ビリー代表は、自身のYouTubeチャンネルを通じて、ユ・ダビンが事務所に要求した具体的な不当事例を公開している。

公開された資料によると、ユ・ダビン側は専属契約期間が残っているにもかかわらず、「契約金4000万ウォン(約400万円)の追加支給」「200席以上の公演の実施拒否」など、既存契約を無視した無理な修正案を提示していた。

中でも最も議論を呼んだのが「MPMGスタッフの投入要求」だ。現在契約中の事務所に対し、競合関係にある他社のスタッフを入れろというもので、キム代表は「会社は何度も歩み寄って調整を試みたが、これは単なる待遇改善要求ではなく、タンパリングを試みる外部勢力と結託して意図的に契約破棄を誘導したものだった」と強く批判している。

契約違反と無断離脱に3億ウォン請求

ユ・ダビン
(写真提供=OSEN)渦中のユ・ダビン

BILLYBEAN MUSICは、ユ・ダビンが外部勢力(MPMG)のタンパリングに同調し、専属契約に違反して独自行動を取ったことで発生した損害の賠償を求め、3億ウォン(約3000万円)の損害賠償訴訟を提起。併せて、契約違反期間中に発生した収益金の返還請求も進めている。

キム代表は「ユ・ダビンはBILLYBEAN MUSICとの専属契約が有効なアーティストだ」と強調し、「今回の訴訟は会社が被った金銭的被害の回復だけでなく、信義を裏切りタンパリングに同調するミュージシャンが二度と現れないよう、業界に警鐘を鳴らすためのものだ」と述べた。

BILLYBEAN MUSICの法務代理人は「今回の件は健全な大衆文化芸術産業の発展を妨げる典型的なタンパリング事例だ」と指摘し、「アーティストを発掘し投資してきた現所属事務所の正当な権益を守るため、法的手続きを最後まで進める」とコメントした。

韓国エンターテインメント業界では近年、タンパリング問題が相次いでおり、文化体育観光部や韓国コンテンツ振興院などの関係当局が不公正行為に関わった事務所やアーティストに強力な制裁を科すべきだとの声も高まっている。権利を守るため法的措置に踏み切ったBILLYBEAN MUSICの動向に、業界の注目が集まっている。

(記事提供=OSEN)

NewJeans、“完全体”の必要はある?一方的な復帰宣言の3人はいまだに「上から目線」

【写真】ミンジ、大胆“ノーバン”始球式

【写真】NewJeansメンバーの入浴ショット

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集