俳優ソン・ジュンギは、“独り立ち”出来るのだろうか。
デビュー当初、トップスターの基準であった俳優チョ・インソンのような高身長ではなかったが、きれいな肌と安定的な演技力で“注目すべき新星”として一気に日の目を浴びたソン・ジュンギ。
多数のドラマを通じて人気が上がり、軍入隊前に出演した映画『私のオオカミ少年』で俳優としての地歩を固めていった。
その後、人気女優ソン・ヘギョと共演したKBS2ドラマ『太陽の末裔』がヒットし、ソン・ジュンギの人気も韓国のみならず海外にまで広がった。
ただ、ソン・ヘギョとの結婚や離婚を経て“独り立ち”を試みるソン・ジュンギの苦戦が続いている。
tvNドラマ『アスダル年代記』を通じて新境地開拓を狙うも、以前との大きな違いはなかった。
今年は、1月から映画『ボゴタ』(原題)の撮影を行い、夏に『勝利号』(原題)の公開を迎えたあと、『君と僕の季節』のクランクインとなる予定だったが、計画に支障が生じている。
映画関係者によると、ソン・ジュンギが映画『君と僕の季節』側に「降板の意思を伝えた」という。
これに先立って『ボゴタ』の撮影も新型コロナ19の影響で来年に延期したため、予定された日程をこなせなくなった。
新しいスタート計画に狂いが生じたことに対し、ソン・ジュンギも気苦労を抱えざるを得ない状況だ。
とある映画関係者は、彼の現状についてこう語る。
「ソン・ジュンギの場合、俳優としての本質よりは外的なニュースによってさらに有名になった。 軍除隊後の復帰作がうまくいき、その後の作品選びは誰よりも気を使ったが、今の状況に最もダメージを受けているのは彼自身だろう」
今は苦戦を強いられている状況だが、これから持ち直すことはできるのか。ソン・ジュンギの今後に注目が集まる。
前へ
次へ