女優ソン・イェジンと俳優イ・ビョンホンが夫婦役として共演した感想を明らかにした。
去る9月18日、釜山(プサン)・映画の殿堂の野外ステージで、「第30回釜山国際映画祭」のオープントークが行われた。
そんななか、映画『仕方がない』(原題)チームのイ・ビョンホン、ソン・イェジン、俳優パク・ヒスン、女優ヨム・ヘラン、俳優イ・ソンミンが、パク・チャヌク監督とともに参加し作品に関する話を交わした。
『仕方がない』は、「すべてを叶えた」と感じるほど人生に満足していた会社員マンス(演者イ・ビョンホン)が突然解雇された後、妻と2人の子供を守り、苦労して用意した家を守るために、再就職に向けた自分だけの戦争を準備しながら起きることを盛り込んでいる。
イ・ビョンホンとソン・イェジンは劇中で夫婦として登場する。イ・ビョンホンが失業した家長のマンス、ソン・イェジンがマンスの妻ミリとして共演したのだ。実際2人は、それぞれ夫ヒョンビンはもちろん、妻イ・ミンジョンまでも夫婦同士で親しい関係だという。
ソン・イェジンは、「夫婦の演技というのは親密に見えなければならない。自然な親密さを演技するのは大変なこともある。劇的な愛は感情を生かしながら演じる。先輩とは前から親交があるからかもしれないが、自然な感じが流れるように、とても気楽に、面白くてユーモアが常に混ざっていて、どんな状況でも安らかな気持ちで一緒に(演技)できた」と振り返った。
続けて、「今回あえて何かを合わせようとしなかった。リハーサルをするということもなかった。それでも本当に驚くほどよく合う気がした。もっと多くのシーンを一緒にできないのが残念なくらい、本当に多くのシーンで一緒に演技をしたかった」と話した。
また、イ・ビョンホンは「気が付けば、ソン・イェジンさんと初めて夫婦として共演することになった。お互いぴったり合うには、時間がかかるのが普通だ。イェジンさんが妻(イ・ミンジョン)とも長年の友人で、夫婦同士でもゴルフをしたり食事をしたりする関係だ。そのためか、初めてである気がしなかった」と回想した。
加えて、「初めて撮影したときからぎこちなさがなく、呼吸を合わせていかなければならなかったり、お互いを知っていったりする過程を省くことができた」と明らかにした。
なお、映画『仕方がない』は韓国で来る9月24日に公開予定だ。
◇イ・ビョンホン プロフィール
1970年7月12日生まれ。漢陽(ハニャン)大学校在学中にアルバイトを通じて「コカ・コーラ」をはじめとした多数のCMに出演。母親の友人が韓国の地上波KBS主催の公開採用オーディションの願書を手に俳優の道を勧め、1990年にKBS公開採用14期生に合格した。翌年にはトップの成績で研修を終え、すぐにテレビドラマ『アスファルト、我が故郷』でデビューした。2000年に公開された主演映画『JSA』は韓国でメガヒットし、社会現象に。2004年にドラマ『美しき日々』が日本で放送された際には、クールさと強引さを兼ねそなえた男らしいキャラクターで視聴者の心を掴んだ。2019年には主演映画『白頭山大噴火』を通じて北朝鮮の工作員を熱演し、大きな反響を得た。
◇ソン・イェジン プロフィール
1982年1月11日生まれ。化粧品のCMモデルとして1999年にデビュー。2001年のドラマ『おいしいプロポーズ』の主演に抜擢され、以降はドラマ『夏の香り』、映画『ラブストーリー』など数多くの作品に出演。日本では、映画『私の頭の中の消しゴム』で知名度を上げた。2020年、ヒョンビンと共演したドラマ『愛の不時着』で好演。2021年1月にヒョンビンとの交際を認め、2022年3月に結婚式を挙げた。同年11月には男児を出産した。
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