いろいろあった元プロデューサーと対面し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に…FIFTY FIFTY・キナ、活動再開へ

2025年07月08日 ニュース #FIFTY FIFTY

活動を中断していたガールズグループFIFTY FIFTYのキナが、健康を回復し活動を再開する。

【写真】PTSD、嘔吐、不眠…キナに何が?

所属事務所ATTRAKTは7月7日、「キナは活動中断以降、十分な休息を取りながら治療と回復に集中してきた」とし、「医療陣の判断と本人の意思に基づいて協議した結果、現時点では活動を続けることに無理はないと判断した」と明らかにした。

続けて「当社は何よりもアーティストの健康を最優先に考えており、今後も医療陣と継続的に連絡を取りながら、健康を害さない範囲で活動を調整していく予定だ」と付け加えた。

キナは今年4月、The Giversのアン・ソンイル代表との対質尋問(対面調査)後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患い、活動を中断していた。

アン・ソンイル代表は、かつてのFIFTY FIFTYの外注プロデューサーで、メンバーと所属事務所間の葛藤が生じた原因ともされる。その葛藤でFIFTY FIFTYは、4人いたメンバーのうちキナ以外が事務所から離脱。キナ一人となったが、その後、新メンバーを加えて活動している。

FIFTY FIFTY・キナ
(写真提供=OSEN)FIFTY FIFTY・キナ

対面調査後、治療に専念してきたキナは最近、回復の兆しを見せ、復帰を決定。その間、FIFTY FIFTYは、ムン・シャネル、イェウォン、アテナ、ハナが新曲『Pookie』の活動を続け、空白を埋めていた。

キナ不在のなかで活動したFIFTY FIFTY
(写真提供=ATTRAKT)キナ不在のなかで活動したFIFTY FIFTY

ATTRAKTは「キナの回復を待ってくださったファンの皆さんに心から感謝する」とし、「今後もアーティストが健康かつ安定して活動できるよう最善を尽くす」と伝えた。

なお、キナは2024年8月、アン・ソンイル代表を私文書偽造および偽造私文書行使の疑いで告訴した。キナの同意なしに署名を偽造し、FIFTY FIFTYのヒット曲『Cupid』の著作権持分が6.5%から0.5%へと減らされたという主張だった。

これに関連して、警察は今年5月、証拠不十分として不送致決定を下したが、キナ側はこれに不服として再捜査を要請している状況だ。

◇FIFTY FIFTYとは?

キナをはじめとするメンバーで構成され、2022年11月にアルバム『THE FIFTY』でデビューしたガールズグループ。当初は4人組で活動し、2023年2月に1stシングルアルバム『The Beginning: Cupid』をリリースすると、そのタイトル曲『Cupid』が大ヒット。米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」に25週連続チャートイン(最高順位17位)し、BLACKPINKが持っていた歴代K-POPガールズグループの連続チャートイン記録(8週連続)を大幅に更新して“中小芸能事務所の奇跡”と呼ばれた。しかし同年6月、メンバー全員が専属契約効力停止仮処分申請を提出して所属事務所と紛争し、最終的に3人が脱退してキナだけが残る結果に。キナに新しいメンバー4人(ムン・シャネル、イェウォン、ハナ、アテナ)を加えて5人組に生まれ変わり、2024年9月20日に新アルバムをリリースした。

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