パク・ソジュン、『キム秘書』の撮影場所を提供した飲食店オーナーに6億円の損害賠償訴訟…いったいなぜ?

俳優パク・ソジュンが、ドラマの撮影場所を提供した飲食店のオーナーを相手取り提起した訴訟で勝訴したというニュースが伝えられ、注目を集めている。

【画像】パク・ソジュン、濃厚キスシーン

パク・ソジュンの所属事務所であるAWESOME ENT側は7月2日、パク・ソジュンの60億ウォン(約6億円)規模の訴訟勝訴報道に関連して、「現在立場を整理中」と伝えた。

同日、韓国メディア『ヘラルド経済』の報道によると、ソウル東部地裁第13民事部(部長判事ソク・ジュンヒョプ)は、パク・ソジュンが飲食店オーナーA氏を相手に提起した損害賠償訴訟で「A氏はパク・ソジュンに500万ウォン(約50万円)を賠償せよ」とする一部勝訴判決を下した。訴訟費用は各自負担とした。

これに先立ちパク・ソジュン側は、A氏が本人の同意なしにドラマのシーンを広告に使用したとして「肖像権侵害」を主張し、60億ウォン規模の損害賠償訴訟を提起していた。

2018年7月に放送されたドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』では、パク・ソジュンが飲食店でカンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)を食べるシーンが描かれた。

パク・ソジュン
(写真提供=OSEN)​​​​​​パク・ソジュン

その後、A氏はドラマのシーンに「パク・ソジュンがカンジャンケジャンを爆食いした店」「パク・ソジュンも食べて虜になったケジャンの名店」といった広告文句を付け、2019年8月から2024年9月まで約5年間、店内外に掲示し、約6年間にわたりNAVER検索広告も実施した。

この事実を遅れて知ったパク・ソジュンは、A氏が肖像権を侵害したとして損害賠償訴訟を提起し、A氏の不法行為による財産的損害は60億ウォンに上ると主張。1年間の一般的な広告契約金10億ウォン(約1億円)に侵害期間6年を掛けた額だ。

また、「今後A氏が該当の垂れ幕を掲示したり、広告を実施したりしてはならないという命令も出してほしい」「これを違反した場合、1回につき100万ウォン(約10万円)を支払うべき」とも主張した。

一方、A氏は「ドラマ協賛社の広報に当該ドラマの写真が使用されるのは取引慣行だ」と反論した。

これに対し、裁判所は「芸能人の肖像や氏名が公開されているとしても、本人の許可なしに他人の営業に無断で利用してはならないことは明白だ」とし、パク・ソジュンの主張を認めた。ただし、A氏の飲食店の規模が比較的小さい点や営業業種、肖像権侵害の形態や期間などを考慮し、損害賠償額は500万ウォンのみ認められた。

また、パク・ソジュンが追加で請求した「侵害行為の禁止」については、「現在、該当の垂れ幕は撤去され、検索広告も削除された状態だ」として棄却した。

その後、双方とも控訴せず、判決が確定したと伝えられた。これに関連し、所属事務所側は「現在立場を整理中」と説明した。

なおパク・ソジュンは次回作として、JTBCドラマ『キョンドを待ちながら』(原題)への出演を確定させ、現在撮影中だ。

(記事提供=OSEN)

◇パク・ソジュン プロフィール

1988年12月16日生まれ。韓国・ソウル出身。2011年にB.A.Pヨングクの『I Remember』ミュージックビデオで俳優デビュー。2012年のドラマ『ドリームハイ2』で本格的な演技活動をはじめ、2014年の『魔女の恋愛』で連ドラ初主演を務めた。主な出演作にドラマ『花郎<ファラン>』『サム、マイウェイ ~恋の一発逆転!~』『キム秘書はいったい、なぜ?』、映画『ミッドナイト・ランナー』、『使者』(原題)、『パラサイト 半地下の家族』(カメオ出演)など。2020年にはドラマ『梨泰院クラス』で熱血主人公パク・セロイを演じ、熱い旋風を巻き起こした。

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