韓国の芸能事務所JDBエンターテインメントの代表が不倫疑惑で物議を醸すなか、子会社所属アーティストが次々と契約解除となり波紋を広げている。
6月17日、とある韓国メディアはJDBエンターテインメント（以下、JDB）の代表A氏と所属ガールズグループのメンバーB氏の“不適切な関係”疑惑を報じた。
報道によると、2人はスケジュールの後に個人的に会ったり、深夜に路上でハグや手をつないだりするなど、恋人のような行動をしていたことが確認されたという。
これに対し、JDB側は「事実関係を綿密に確認中」として「当該の当事者（A氏）は辞意を表明した。ご心配をおかけして申し訳ない」と公式に伝えたが、騒動は収まる気配がない。
今回のスキャンダルは、JDBの子会社EFG MUSICにも致命的な影響を及ぼしている。
実際、同事務所に所属した3人組地下アイドルグループ「IHOTEU（イホテウ）」は今月13日にメンバーのミナが契約解除となっていたが、17日にグループとして専属契約解除が発表。ミナ以外のメンバーであるネギとアムも事務所を離れることとなり、事実上の“解散”となった。
また、16日には女性アイドルのナナとの契約解除、17日には4人組ボーイズバンド「HJK（ハイジャック）」の解散を続けて発表した。特に、HJKは今年5月29日に結成されたばかりだっただけに、わずか1カ月未満での解散劇からは社内運営の混乱具合がうかがえる。
EFG MUSICは「現代表が状況整理に直接関与することは難しい状況だ」とし、「内部の実務チームが運営整理を担当し、段階的に必要な対応を進めている。状況を総合的に判断して、すべての活動を暫定的に中止することにした」と説明。「会社の存続可否や組織運営の方向性は、法的助言と内部協議を経て追って決定する予定だ」と述べた。
このように、JDB代表の不倫疑惑は単なるイメージの打撃にとどまらず、子会社所属アーティストにまで重大な影響を与え、連鎖的な契約解消へとつながっている。
代表のスキャンダルが子会社の経営全体にまで波及し、所属アーティストとそのファンは混乱に陥っている。こうしたなか、事務所側が今後改めてどのような立場を表明するかに関心が集まっている。
（記事提供＝OSEN）
■【画像】不倫相手はIHOTEUメンバーか…JDB代表がアイドルと深夜ハグ
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