“消えた伝説的女優”の22年ぶりの復帰騒動、全貌が明らかに…シム・ウナのエージェントを装った男に有罪判決

2025年06月03日 話題

“伝説的女優”と呼ばれるシム・ウナ(52)の22年ぶりの復帰騒動の全貌が、今になって明らかになった。

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事の発端は、2023年2月1日。シム・ウナが22年ぶりに、コンテンツ制作会社「BY4Mスタジオ」と手を組んで復帰すると伝えられた。

BY4Mスタジオが「復帰をともにできて光栄」と明らかにしたなかで、シム・ウナ側が「事実無根」と主張したことで疑問が残された。そのわずか2日後、BY4Mスタジオは「シム・ウナのエージェントというA氏」に自分たちが騙されたことを伝え、シム・ウナに謝罪した。

このシム・ウナ復帰騒動の全貌が今回、明らかになった。

シム・ウナ
シム・ウナ

6月3日、韓国メディア『ヘラルド経済』によると、議政府地裁・高陽支院第1刑事部(キム・ヒス部長判事)は最近、シム・ウナのエージェントを装って投資詐欺を働いたA氏に対し、懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決を言い渡した。

判決文によれば、A氏は2022年1月、BY4Mスタジオの社員に対して「シム・ウナの夫であるチ・サンウク元国会議員と高校の同級生で、とても親しい関係だ」と語り、彼女の復帰作を探してほしいと依頼した。

この過程でA氏は、シム・ウナの氏名や住民登録番号、住所、連絡先が記載された委任状を提示し、自らを「代理人」だと主張。これを信じたBY4Mスタジオは2022年2月、A氏と契約を結び、16億5000万ウォン(約1億6500万円)を振り込んだ。

A氏はシム・ウナの「代役」まで用意し、まるで本人が実際に芸能界復帰を控えているかのように装ったという。裁判部は「犯行の質が非常に悪質で、罪責が重い」と指摘した。

裁判の過程でA氏は、「酒の席でついた嘘がきっかけで、犯行にまで至った」と話したという。検察、被告人ともに控訴せず、判決は確定した。

つまり、シム・ウナもBY4Mスタジオも被害者ということになる。

なお、1993年に芸能界デビューしたシム・ウナは、ドラマ『ファイナル・ジャンプ』『青春の罠』や映画『八月のクリスマス』を通じて、シンドローム的な人気を獲得した。しかし2000年の映画『Interviewインタビュー』を最後に、芸能界引退を宣言した。

以降、芸能界には戻らず、2005年に政治家のチ・サンウクと結婚。2006年に長女を、2007年に次女を出産している。その後、夫の選挙の際に姿を見せて話題を集めたりした。

◇シム・ウナ プロフィール

1972年9月23日生まれ。1993年にMBCの第22期公開採用タレントとしてデビュー。ドラマ『ファイナル・ジャンプ』『M~わたしはあなたを知らない~』『スッキ』『愛しているなら』など、出演する作品ごとにシンドロームを巻き起こし、一気にトップ女優に浮上した。また映画界からも注目され、映画『八月のクリスマス』をはじめ、『美術館の隣の動物園』『カル』『Interviewインタビュー』など、数多くのヒット作を持つ。2001年に突然引退し、2005年に政治家のチ・サンウクと結婚。以降は家庭生活に専念している。

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