女優コ・ミンシが校内暴力疑惑に巻き込まれるなか、Netflix新作『クルアルバ』(原題)をはじめとする今後の活動への影響に注目が集まっている。
5月27日、本サイト提携メディア『OSEN』の取材によると、コ・ミンシは現在、次回作として控えているNetflixドラマ『クルアルバ』の撮影を予定通り進行中であることが確認された。
Netflix側も『OSEN』に対し、「コ・ミンシは当初のスケジュール通り撮影を行う予定」とコメントし、校内暴力疑惑によるスケジュール変更はないと明らかにした。
最近、韓国のオンラインコミュニティ上には「女優コ・〇〇の校内暴力被害者です」というタイトルの投稿が複数掲載され、波紋を広げている。投稿者たちは、コ・ミンシと推定される人物が中学生時代に複数の同級生に対して暴行、金品の強要、暴言などを行っていたと主張している。
さらに、障がいのある生徒への嘲笑、窃盗、いじめの主導など、具体的な被害事例も記載されていた。彼らは「謝罪や補償は求めていない」としつつも、「今後の被害を防ぐために芸能活動の永久停止を求める」と訴えている。
ネットユーザーたちは、投稿に記された改名前の名前や過去の写真、学生時代の飲酒疑惑などを根拠に、該当人物をコ・ミンシと推測。騒動はさらに拡大していった。
これに対し、コ・ミンシの所属事務所であるミスティックストーリーは5月26日、「オンラインコミュニティに掲載された校内暴力疑惑の投稿については把握している」としながらも、「本人への確認の結果、校内暴力の事実は一切ない」と強く否定した。
しかし、所属事務所の強い否定にもかかわらず、被害者側が提示した具体的な主張はネット上で大きな波紋を呼び続けており、この騒動はコ・ミンシが出演中また、出演予定の複数の作品に直接・間接的な影響を及ぼしている。
現在、コ・ミンシはNetflixで配信中のドラマ『隠し味にはロマンス』に出演しており、撮影中の『クルアルバ』のほか、『グランドギャラクシー』(原題)、『世界の主人』(原題)など、複数の次回作を控えている。
特に、残すところあと4話で最終回を迎える『隠し味にはロマンス』は、韓国を含むNetflixの17カ国で1位を記録し、53カ国でTOP10入りするなど、グローバルなヒットを続けている。出演者による最終回記念インタビューの実施可否にも関心が集まっており、現在は通常インタビュー日程を調整する時期にあたるが、コ・ミンシを含む多くの出演者がスケジュールの検討を慎重に進めているという。
また、撮影が進行中の『クルアルバ』も、騒動の影響を完全に回避するのは難しいとみられる。制作陣は「現在撮影中」としているが、主演俳優をめぐる今回の騒動について、スケジュール変更などに関する立場は示していない。
多くの出演作を控えるコ・ミンシの今後の動向に、注目が集まっている。
(記事提供=OSEN)
◇コ・ミンシ プロフィール
1995年2月15日生まれ。韓国・大田広域市出身。20歳のときにウェディングプランナーとして就職したが、女優の夢を諦められずソウルに上京。その後、ウェブドラマや短編映画に出演し経験を積む。2018年の映画『The Witch/魔女』で、主人公ジャユン(演者キム・ダミ)の親友役を演じて話題に。2020年にはNetflixオリジナルシリーズ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』で“バレエ少女”イ・ウニュ役を熱演し、2023年7月26日に韓国で公開された映画『密輸 1970』での演技が評価され、“韓国版アカデミー賞”ともされる「第44回青龍映画賞」で新人女優賞を受賞した。
■【写真】「服着て!」コ・ミンシ、大胆なインナーウェア姿「美しい」
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