韓国俳優たちがパク・ボゴムの美談を伝えた。
5月11日に放送されたバラエティ番組『チェ・ファジョン&キム・ホヨンの会いたかった』(ENA)には、俳優ホ・ソンテとイ・サンイがゲストとして出演。
新ドラマ『グッドボーイ』で共演している2人は、同作で主演を務めるパク・ボゴムにまつわるエピソードを語った。
イ・サンイは「劇中、水中撮影のシーンがあって、水恐怖症の私はとても怖かった。でもボゴムが『兄さん、大丈夫、大丈夫』って、すごく落ち着かせてくれた」と当時を振り返る。
「水泳とは違って、潜水は本当に怖かった。酸素マスクを外した瞬間、何か起きるんじゃないかって不安だったが、ボゴムが『兄さん、僕が守るよ』って言ってくれて…。しかもボゴム、潜るのも本当に上手で。まるでアシカみたい。『おつかれさま』(Netflixオリジナル)は見た?海で泳ぐシーンも、本人が演じたって」と、称賛を惜しまなかった。
さらに「水中撮影後、私はシャワーして先に出たが、ボゴムがなかなか出てこなくて。どうしたのかと思ったら、シャワールームに残った泡まで全部きれいに掃除していたんだ。『美しい人は、去った後も美しい』って言葉、まさにそれだと思った」と感嘆。
ホ・ソンテが、「一緒に食事すると、いつもボゴムが食器を片付けてくれる」と証言すると、イ・サンイも「でも誰かに見せるためじゃなくて、彼の中から自然と出てくるマナーと清潔さなんだ」と分析した。
さらに美談を追加するホ・ソンテ。「ドラマの中でボゴムが着ていたジャケットが2着あって、可愛いと思ったから『可愛いね』って言ったら、それを覚えててプレゼントしてくれたんだ」と明かした。
するとイ・サンイも「兄さんももらったの!?私ももらった。『この服すごく可愛いね』ってひと言言っただけだったのに、撮影が終わったあと持ってきてくれたのだ。びっくりした」と感動を共有した。
この日、パク・ボゴムにもらったジャケットを着て登場したホ・ソンテは、「気づいたことがある。ボゴムが着るとカッコいいけど、私が着るとそうでもない」と言い、スタジオを笑わせた。
なお、3人が出演するドラマ『グッドボーイ』は5月31日22時40分に韓国で初放送され、グローバル配信サービスPrime Videoを通じて世界中の視聴者に公開される予定だ。
◇パク・ボゴム プロフィール
1993年6月16日生まれ。本名同じ。2011年に映画『ブラインド』(原題)で俳優デビューした。2015年に放送されたドラマ『恋のスケッチ~応答せよ1988~』や翌年放送の『雲が描いた月明かり』などがヒットし、一躍有名俳優に。2018年には女優ソン・ヘギョと共に主演を務めた『ボーイフレンド』で韓国にとどまらない熱い人気に拍車をかけた。好青年ならではの爽やかなビジュアルから、韓国では「人間ポカリ」と呼ばれることも。2022年4月に兵役義務を終えて除隊した。
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