“NewJeansの母”ミン・ヒジン氏に対する損害賠償訴訟の弁論期日が延期となった。
ソウル西部地裁・第12民事部は5月2日、HYBE傘下レーベルの芸能事務所BELIFT LABがミン・ヒジン氏を相手取って提起した20億ウォン(日本円=約2億671万円)相当の損害賠償訴訟に関して、3回目の弁論期日を7月18日に変更したことを明らかにした。
当初、第3回弁論は本日(5月2日)行われる予定だった。ただ地裁が原告側、つまりBELIFT LABによる期日変更申請を受け入れ、7月18日へと延期された。
今年3月に開かれた2回目の弁論では双方の主張が激しく対立。これを受け、地裁は次回の弁論期日においてプレゼンテーション(PPT)の回数を各2回に制限し、それぞれ30分ずつの時間を与えると告知した。
このため、3回目の弁論期日では、双方ともに“盗作疑惑”などの核心的な争点について、PPT形式で主張を展開する予定だ。
HYBE傘下レーベルADORの前代表取締役だったミン・ヒジン氏は、昨年4月に開いた緊急記者会見において、BELIFT LABがILLITを企画する際にNewJeansのコンセプトなど全体的な部分を盗作したと主張した。BELIFT LABにはILLITやENHYPENなどのグループが所属している。
これに対し、BELIFT LAB側は「ILLITのブランディング全般とコンセプトは2023年7月21日に最終確定され、内部で共有された。情報提供者がいわゆる“企画案”を送ってきたのはその後の2023年8月28日であり、時系列的に見ても、ILLITトのコンセプトに影響を及ぼすことはできない」と反論。ミン・ヒジン氏を相手に20億ウォンの損害賠償訴訟を提起した。
一方のミン・ヒジン氏も、BELIFT LABのキム・テホ代表および実務陣をやはり名誉毀損の疑いで告訴している。
昨年11月、ミン・ヒジン氏の法律代理人は「ミン氏はBELIFT LABのキム・テホ代表および実務陣を、情報通信網法上の名誉毀損などの容疑で龍山警察署に告訴した。また、BELIFT LABに対して50億ウォン(約5億1592万円)の損害賠償を請求する訴訟も提起した」と明らかにしている。
(記事提供=OSEN)
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