カムバックのたびに髪色を変え、毎回話題をさらうK-POPアイドルたち。どんな派手なカラーも難なく自分のものにしてしまうその姿は、まさに“ビジュアル職人”と呼ぶにふさわしい。
そんななか注目を集めているのが、ガールズグループaespaのジゼルだ。
ジゼルは4月24日、ソウル・新沙洞で開催されたライフスタイルブランド「Maison Kitsuné」のイベントに出席。最近赤髪にイメチェンし、「まるでアニメキャラのよう」と話題になっていた彼女は、この日も直射日光を受けながら透明感あふれる赤髪をなびかせ、会場の視線を一身に集めた。
赤髪が似合うK-POPアイドルといえば、ほかにもRed Velvetのジョイ、ITZYのユナが思い浮かぶ。いずれも鮮烈なイメージを残し、そのビジュアルは今なお語り継がれている。
もちろん、派手髪といえば赤だけではない。ピンクヘアも人気の定番だ。BLACKPINKのロゼやTWICEのサナは、ピンクヘアがもっとも似合うアイドルとして名高い。
さらに、LE SSERAFIMのユンジンやRed Velvetのスルギも、ビビッドなオレンジヘアで大きな話題を呼んだ。パーソナルカラーとは異なる色味をあえて選んだスタイルながら、「美しければ似合う」という法則を証明してみせた。
なかでもファンの度肝を抜いたのが、IVE・ユジン。IZ*ONE時代、鮮やかな青のロングヘアに大胆イメチェンを遂げ、「ラムちゃん(アニメ『うる星やつら』のキャラクター)みたい」とSNSで称賛が相次いだ。その美貌とカラーの調和が完璧だったことは、誰もが認めるところだろう。
このように、K-POPアイドルたちの大胆なヘアスタイルは、単なるイメチェンにとどまらず、トレンドを生み出し、ファッションやビューティーシーンにまで影響を与えている。
カラーリングによるダメージや頭皮への負担といった懸念もある中で、それでも私たちは、彼女たちが次に見せてくれる“新しい色”に、期待せずにはいられない。
(文=スポーツソウル日本版編集部)
前へ
次へ