JTBCドラマ『夫婦の世界』が、暴力シーンの過激な演出で批判を浴びている。
4月18日に放送された第8話では、主人公チ・ソヌ(演者キム・ヒエ)が家に侵入した正体不明の男性から暴力を振るわれる様子が描かれた。
家の窓を割って侵入した男性は、チ・ソヌを殴ったり蹴ったりしたうえに、首を締めるといった暴力を振る。問題は、このシーンが男性の「一人称視点」で描かれたことだ。
視聴者からは、このシーンが必要以上に刺激的で「見辛かった」という批判の声が相次いでいる。
ネット上には、「まるでVRゲームみたいに、加害者の立場で描くのが理解できない。吐き気がした」「あんな方法で描写するしかなかったのか」「女性を殴るシーンをこんなに刺激的に演出するとは、時代遅れも甚だしい」「見るだけでもトラウマになりそう」「暴力被害者にとっては、二次加害になり得るシーンだった」とのコメントが寄せられた。
『夫婦の世界』は、初回から第6話まで「19禁」(日本のR-18にあたる)指定を受けたことで放送前から話題を呼んだ。
しかし、第7話からは「15歳以上観覧可」に調整されたため、暴力シーンの過激な演出が不適切だったという意見が圧倒的多数を占めた。
この日の放送は、視聴率20.061%で自己最高記録を更新した。
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