歌手のBoAとタレントのチョン・ヒョンムが意外に親しい間柄であることを明かし、話題となっている。
だが、酔った状態で配信したライブ放送で、パク・ナレに言及したことについては謝罪を求める声が出ている。
チョン・ヒョンムは最近、SNSアカウントでサプライズのライブ配信を行った。酔って顔が赤くなった様子で登場した彼は、「人生初のライブ放送」と語りながら配信を始めた。
その配信では女性の声が聞こえたが、歌手BoAであった。BoAもまた酩酊しているようで、目がとろんとし、舌がもつれる様子だった。
問題は、2人が酔っていたために遠慮のない発言や乱れた様子を見せた点だ。
BoAがチョン・ヒョンムの肩に顔を寄せるなど、スキンシップも注目を集めた。ついには、あるファンがチョン・ヒョンムに「パク・ナレと付き合っているという噂は本当か」と質問したところ、BoAは「付き合わないと思う、付き合えない」と断言した。
これにチョン・ヒョンムも戸惑いながら「どうして? パク・ナレがもったいないのか?」と尋ね、BoAは「いや、オッパ(お兄さん、チョン・ヒョンムのこと)がもったいない」と、聞きようによっては無礼にも受け取られかねない発言をした。
それを聞いていたチョン・ヒョンムでさえ、「大丈夫か?」と心配するほどだった。しかしBoAは「関係ない」と言い、「アフリカTV(韓国のライブストリーミングサービス)が合っている人」と語り、自身の発言に気にしていない様子だった。
このほかにもBoAは、顔を赤らめたまま過激な言動を続けた。ライブ配信中に、「ヨム×ハネ」(「くたばれ」というニュアンスのスラング)とまで口にした。
これに対してファンたちは「BoAが酔って失言しているようだ」と心配する声を上げた。しかし、むしろチョン・ヒョンムは「重要なのは、皆さん、2人とも酔っていない。実は酔っておらず、酔ったふりをしているだけなので心配しないでほしい」とし、「BoAは失言などしない。心配するな。失言するならこんな配信はしない。皆さんとコミュニケーションを取りたくてやっているんだ」と繰り返し強調した。
これに対しネットユーザーの間では、BoAとチョン・ヒョンムがライブ配信を行った意図がわからないという反応が多く見られる。何より、第三者であるパク・ナレと比較した点が、さらに無礼だとの指摘もある。配信後には、ついに「パク・ナレに公開謝罪しろ」という声まで上がる事態となった。
以前、BoAは悪質なコメントに対する苦悩を自ら明かしていた。しかし今回は、自ら悪評を招いたとの反応が多い。
なお、BoAはSMエンターテインメント、チョン・ヒョンムはSM C&Cに所属しており、自作自演の熱愛説まで浮上しているが、ライブ配信に関しては両者とも特に立場を明らかにしていない状況だ。
(記事提供=OSEN)
◇BoA プロフィール
1986年11月5日生まれ。本名クォン・ボア。1998年に兄の付き添いでSMエンターテインメントのオーディション会場に足を運び、スカウトされた。その後2年間、歌手デビューを目指して歌やダンスの練習に励む傍らで日本語と英語の特訓も行い、2000年にデビューアルバム『ID; Peace B』をリリースした。翌年には同タイトルの日本版シングルをリリースし、本格的に日本へ進出。2002年には『Listen to My Heart』でオリコンチャートを制し、一躍人気歌手となった。
前へ
次へ