ラッパーの父親でもある韓国の元国会議員が突然この世を去ったことについて、「残念だ」と発言した歌手に対する賛否が分かれている。
先立って3月31日、元国会議員のチャン・ジェウォンさんが自宅で亡くなった状態で発見された。享年57歳。ラッパーのNO:EL(ノエル/本名チャン・ヨンジュン)の父親としても知られる。
現地警察によると、現場はチャン元議員が個人的に借りていた場所で、「家族に申し訳ない」「愛している」などの“メッセージ”も見つかったという。警察は犯罪の疑いはないとしており、“極端な選択”と見られる。
チャン・ジェウォンさんは最近になって、釜山(プサン)の大学副総長だった2015年11月、秘書A氏に対して性的暴行を加えた疑いで告訴されていた。これまでチャン・ジェウォンさんは性的暴行の事実はまったくないと反論してきた。
しかし3月30日、A氏側が事件当時ホテルの部屋で撮影されたと思われる動画を公開しており、これが決定打となったとされる。
そんなチャン・ジェウォンさんについて、歌手のTeiが4月1日、MBCラジオ『グッドモーニングFM テイです』(原題)で死去したニュースを伝えながら、「残念だ」と付け加えた。
この一言が波紋を呼んだ。
一部のリスナーはラジオ掲示板に「まったく残念じゃない」「被害者への謝罪もなかったではないか」といった反応を示し、Teiの態度を批判した。一方で、「善悪を離れて一人の死に対して“残念だ”と言って何が悪いのか」と擁護する声もあった。
賛否が分かれるなかで、Teiは4月2日、同じラジオ番組で釈明した。
番組のオープニングでTeiは、「昨日、自分が話した内容のうち、記事になったものがある。話しておくべきだと思う」と切り出した。
彼は「昨日は誰かの死を惜しむ気持ちで話したのではなく、真実のために一方の発表があった状況で、それがそのように終わってしまった状況が残念だった」とし、「自分の中にはきつい言葉や感情的な言葉もあったが、それを和らげようとした表現があのようになった。あの方の死を悼んだのではなく、その死によって生じた状況が残念だったのだ」と説明した。
つまり、Teiの「残念だ」の真意は、性的暴行疑惑の真相が明らかにならないことへの感想だったわけだ。
彼は「今日も私に怒りのメッセージを送ってくる方がいるが、十分に理解している。記事を見れば怒りを覚えたかもしれない」としながらも、「(推測するような)そういう意図ではなかった」と伝えた。
思わぬ一言で議論となったが、本人が真意を釈明したことで事態は一段落しそうだ。
(文=スポーツソウル日本版編集部O)
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