俳優キム・スヒョンが、急逝した女優キム・セロンをめぐる“未成年交際疑惑”に自ら言及した。
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キム・スヒョンは3月31日16時30分、ソウル麻浦区上岩洞（マポグ・サンアムドン）のスタンフォードホテルで緊急記者会見を行った。
この日、会場には早朝から数百人の取材・写真・映像記者が詰めかけた。キム・スヒョンは黒のスーツ姿で登場し、報道陣の前で深く頭を下げて挨拶した。
会見冒頭に「こんにちは、キム・スヒョンです」と切り出したキム・スヒョンは、「申し訳ありません。私一人のせいであまりにも多くの方が苦しんでいるようです」と話し始めた。
続けて、「そして、故人も安らかに眠れていないようで残念な気持ちだけです」と、キム・セロンさんについて間接的に言及した。
また、「自分自身を臆病者だと思っています。いつも（自分が）持っているものを守ることにだけに汲々としていました。常に何かを失うか、被害を受けるかが怖くて逃げ、否定ばかりしていました」とし、次のように続けた。
「この場に立つまで長い時間がかかりました。最初からすべてのことを話していれば、どうだっただろうかと思いました。そうしていれば、自分を愛してくださっているファンの方々と、この記者会見まで尽力してくれた事務所の皆さんも、苦しむことはなかったのではないか」
そして、キム・セロンさんが未成年だった頃に交際した疑惑に関して、「最も気になっている部分について話します。私は故人が未成年者だった頃に交際をしませんでした。そして、我々の所属事務所が故人の債務を圧迫したために悲劇的な選択をしたということも事実ではありません」と否定した。
これに先立ち、キム・セロンさんの遺族はYouTubeチャンネル「カロセロ研究所」を通じて、キム・セロンさんが未成年だった時期にキム・スヒョンと交際していたと主張した。
そのほか、ソルリさんと共演した映画『リアル』の撮影時、キム・スヒョンがソルリさんにベッドシーンを強要したとする証言も浮上し、さらなる波紋を呼んでいる。
◇キム・スヒョン プロフィール
1988年2月16日生まれ。2011年に放送されたペ・ヨンジュン企画のドラマ『ドリームハイ』（KBS）で一躍人気を集めた。日本でも大ヒットしたドラマ『星から来たあなた』で演技力が高く評価され、アジア各国で不動の人気を誇っている。内向的な性格を心配した母親から演劇を勧められたことをきっかけに、俳優を志すようになった。
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